武漢コロナ蔓延で海外企業が世にも哀れな立場に陥る珍事が発生 これは完全な風評被害
メキシコ生まれの「コロナビール」を手がける企業「コンステレーション・ブランズ」は、顧客は自社製品と世界で拡大する新型コロナウイルスの間には「関係がないことを承知している」との声明をこのほど発表した。
同社の広報担当者はCNNビジネスの取材に、需要は依然旺盛で顧客の支持が続いていることに感謝するとも主張。宣伝活動の変化も一切ないとも説明した。
同社によると、コロナ・エクストラの販売額は今年2月16日までの4週間で5%増を記録。過去52週間の業績と比べほぼ倍増の水準に達したと誇った。コロナブランドの製品の主要市場は米国。
同社は最近、コロナブランド名のアルコール入り炭酸水の新規販売で巨額キャンペーンを開始したが、
宣伝に使われた「直きにこっちに上陸するよ」との字句がひんしゅくを買ってもいた。
新型肺炎の蔓延(まんえん)がコロナブランドのビールに悪影響を及ぼしているとの調査結果も最近出ている。米国内のビール愛好者737人を対象にした調査では、米国人38%が「いかなる状況」でもコロナを買わないとし、14%は公の場でコロナを注文しないとの回答を寄せていた。
別の調査は、消費者のコロナビールに対する購入意欲はここ2年で最低水準に陥ったと報告していた。
コンステレーション・ブランズ社の最高経営責任者(CEO)はこれらの調査結果について、同社の事業業績を反映していないと反論。新型コロナウイルスによるコロナビールの事業への影響に関する誤解は極めて不適当とも述べた。
インターネット上での「コロナ・ビール・ウイルス」の検索件数は2月初旬には急上昇していたが、以降は減少していた。
https://www.cnn.co.jp/business/35150073.html