【医者が語る】「病気を治すためなら金は惜しまない」努力家で真面目な人は病気になった時に大枚をはたく決意をするけど、その前によく知って欲しい現実
努力家で真面目な人ほど、病気になった時に「病気を治すためなら金は惜しまない」と大枚をはたく決意をし、周囲もそれを全力で支援しようと奮起することはよくある。
だからこそ、健康保険制度の整った日本では「効果が確かな治療ほど安い」という事実を発信し続ける必要がある。— 外科医けいゆう (山本健人, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) March 3, 2022
藁にもすがる思いで、科学的根拠のない高額な商品に頼るのも自然なことで、「やらないよりはいい」という発想も自然。
だが、効果の確かな治療に専念し、大切なお金と時間を旅行や美味しい食事、趣味などに使った方が治療に前向きになれることが多く、その点では「やらない方がいい」とも言える。— 外科医けいゆう (山本健人, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) March 3, 2022
もちろん治療選択は個人の自由で、第三者が口を挟む権利は全くない。ただその選択は「十分な情報が提供された上でなされたものであってほしい」という強い願いがある。
例えば、代替療法を行うと(標準治療との併用でも)予後が悪くなるというエビデンスなど、以下の本が分かりやすいのでオススメ。 pic.twitter.com/2LGMurAfmh— 外科医けいゆう (山本健人, Takehito Yamamoto) (@keiyou30) March 3, 2022