【恐怖】崖っぷちにある神社の崖沿いの階段を夜に尋常じゃない速さで駆け上がってくる人影が見えた話
怖い話をしよう。
昔住んでた近所に崖っぷちの神社があって、崖に張り付くように長い階段参道があったんです。参道をのぼりきると眺望が良くて、仕事帰りに立ち寄って夜景を見るのが好きでした。冬に差し掛かったある夜、缶コーヒーを飲みながら参道のてっぺんに腰掛けていたら、ふと崖のずっと下に— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
人がいる事に気がついたんです。黒っぽい上下でフードを被った小柄な、男女判別しがたい人影でした。そのまま私が見ている間にその人影は常人にはありえない速さで滑るように階段を駆け上がってきました。私は我に帰り「これはやばい、見ちゃいけないものかもしれない」と、鳥居の脇に聳える
— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
しめ縄が貼られた木の裏に身を潜めました。
ほどなく、人影が街灯から伸びてくるのが見えました。絶対に常人ではないです。あの長い参道を猛スピードで登ってきたはずなのに静かな呼吸のままであることが奇妙で恐ろしくて、私は恐ろしくてたまらないのに好奇心に負けてそっと覗いてしまいました。— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
人影はふと何かに気がついたように立ち止まって、フードをおろしました。街灯に照らされて顔が見えました。
ぱっと見は、気弱そうな顔立ちで短髪の小柄な男性でした。どこかでみた顔でした、でも知人ではない。
その時私は気がついたんです。— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
内藤大助選手だよ‼︎
— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
常人じゃなかったです、プロボクシング世界チャンプでした。
ボクサーってあんなに体力あるんですね、ぱない、超怖い。— bao (@baobabustroll) October 7, 2020
