慶応大教授「転売そのものの否定は、ほとんど資本主義の否定」「転売ヤーは『高値を払ってでも欲しい人が入手できるようにする』高付加価値なサービスを提供」
昨夜から転売の話題が飛び交うTLを見て、改めて「経済は直感に適うようにできていない」ことを噛み締めています。
すでに坂井先生にもご協力いただいていますが、二次流通や転売の機能について社会の理解が深まるにはステップが必要で、まず専門家と政策担当者との議論をスタートしているところです。 https://t.co/rEDMYibL9T
— Noriaki Yoshikawa (@yoshikawanori) July 26, 2021
転売そのものの否定って、ほとんど資本主義の否定なのと(流動性が高い=転売しやすい)、最初のプライシングが失敗していて過度に安いから転売される。転売ヤーは「高値を払ってでも欲しい人が入手できるようにする」高付加価値なサービスを提供。https://t.co/xtxZlRv0U2
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 26, 2021
あの程度の転売擁護でこの処分とは、転売うんぬんを超えて、労働問題ではないのか。https://t.co/1YsTxyfbLv
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 26, 2021
定価の設定が安すぎる、あるいはそもそも販売量が少なすぎるわけです。だから安価な一次市場であっという間に売れて、二次市場(転売市場)で高値になる。それだけです。そもそもの販売量が少ないことについては、メーカーの決定ですから、ファンはこれについて不満をもってよいかもしれません。 https://t.co/UOd9iPUsxe
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 27, 2021
コロナのマスクの話はしていませんね。本件に関係するホビーでいうと、「商品が行き渡らない」のはメーカーの生産数が少ないからです。メーカーがたくさん生産してくれたら、転売市場は成立しなくなる、あるいは転売市場では値崩れが起こります。 https://t.co/nHwA0vYjBd
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 27, 2021
ひとりの転売ヤーが全てを買い占めているなら、独占の問題(社会的余剰が下がる)が起こります。転売ヤーがそれなりの数いれば、転売ヤー間で競争は起こります。そのときに付く価格が、教科書的な価格です。メーカーが付けている定価が、その価格より安いのでしょうね。 https://t.co/c8spRtahUy
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 27, 2021
「正規の値段」が安すぎるから、一次市場で買われる。それだけです。「ユーザーに害」と言いますが、「高値で払ってでも欲しいユーザー」は転売業者のおかげで買いやすくなるわけです。転売業者がいなかったら、その人は入手は困難だった。「ユーザー」は一人の人間ではない、というのがポイントです。 https://t.co/qgI3P98PXX
— 坂井豊貴 (@toyotaka_sakai) July 27, 2021