日本の制度を嘲笑った韓国に見事にブーメランが直撃する喜劇 IT大国なら問題は起こらないのでは?
2020年5月22日、韓国・SBSによると、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策として同国で支給が始まっている緊急災害支援金が、1人の申請者に2度支給されるなどのトラブルが相次いでいる。
同国ソウル近郊の仁川(インチョン)市のとある市民は9日、家族4人の支援金として100万ウォン(約8万5000円)を地域カードで受け取った。同国では、支援金を現金ではなく、プリペイド式の地域カードやクレジットカードのポイントとして支給しており、この住民は前週に、クレジットカードで既に同額の支援金を受け取っていた。住民は「地域カードで受ける分は市から、前週の分は国から支給されたものかと思った」と話しているという。地方自治体と国、カード会社でデータベースを共有しているというが、今回の事例は、同市が管理システムを構築する前に既に国からの支給が始まっていたために起きたという。同市では、同様のトラブルが複数件発生していたが、市は市民から問い合わせがあるまでミスに気づかなかったという。
また、別の市民のクレジットカードには、申請をしていないにもかかわらず、支援金としてポイントが付与されていた。この市民と、住民番号の前半部分が同一の申請者が、後半部分の数字入力を申請時に誤り、偶然、この市民と番号が一致したことが原因だという。この申請者は氏名や電話番号も入力したにもかかわらず、カード会社のシステムは申請を認証し、支給処理した。このカード会社の関係者は、「申請受付当初、本人認証のシステムが正しく作動せずミスが生じた。既にシステムを改善している」と話しているという。
これに、韓国のネットユーザーからは、「国民の税金から支給する支援金がこんなにもいい加減に管理されているなんて」「再びこのようなことが起きないように、しっかりと処理してもらいたい」「ミスが他にないかもう一度確認して」などと批判や、再発防止を求める声が上がっている。
一方、「全国民を対象にした初めての支給なので、当然ミスもあるだろう」「初のことだから完璧にはいかないのでは?回収すれば済むこと」などと擁護する声も。その他、「他に重複して受け取った人がいるならば返還して」「重複して受け取って、知らん顔する韓国人はいないだろう」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
2020/05/24 17:10レコードチャイナ