韓国クラスター感染が完全に阻止不可能なレベルにまで到達 実質的に追跡不能な状況に陥った
ソウル・梨泰院にあるクラブ関連の集団感染が六次感染者まで発生させた。ソウル市中浪区が24日に明らかにしたところによると、23日に感染が分かった同区在住の会社員(49)の夫(50)が24日、陽性と判定された。梨泰院のクラブを訪れた後、「無職だ」とウソをついた仁川市の塾講師(25)から始まり、受講生(16)→コインカラオケを訪れたカメラマン兼タクシー運転手(49)→カメラマンが出席した富川市の満1歳の誕生日祝い招待客(57)→招待客の職場の同僚(49)→夫(50)と感染したものだ。慶尚北道醴泉郡の集団感染(41人)以降、2例目の六次感染だ。仁川市の塾講師関連の感染者は少なくとも51人に増えた。
梨泰院クラブ関連感染は、大邱市や慶尚北道星州郡にまで広がっている模様で、これらの地域では3人の感染疑い例が確認された。大邱市達西区の大学生(19)が23日に陽性と判定された。梨泰院クラブ関連二次感染者の友人から感染したものと同市では見ている。この大学生の祖母(星州郡在住)も陽性と判定されたほか、大学生が訪れた大邱市内のコインカラオケ店を同じ時間帯に訪れた同市達城郡に住む女性(19)も感染した。
21日に感染が分かった慶尚北道亀尾市の大邱農業マイスター高校3年生の場合、兄弟たちが通う教会の牧師夫妻、信者3人が感染した。その信者の1人は40代の訪問学習誌講師で、約80人を教えていることが分かった。2人は亀尾セマウル中央市場の商店で働いており、市場の商店関係者約500人を全数調査した結果、露店商1人が陽性だった。
梨泰院クラブ関連集団感染が225人(24日昼12時現在)に増えるにつれ、感染経路が確認できないケースも増えている。防疫当局によると、最近2週間の新規感染者のうち、感染経路不明者の割合は6.8%に達しているという。17日の時点では3.9%だったが、18日から1週間で5%を超えたものだ。
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