正義連を告発した慰安婦が主張をまた変えて水曜集会存続を支持 全く中身のない会見だった
慰安婦被害者を支援する市民団体が寄付金を被害者のために使わなかったという疑惑を初めて提起した慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が25日、韓国の南東部大邱(テグ)のホテルで2回目の記者会見を行いました。
李容洙さんは、記者会見で、慰安婦被害者を支援する市民団体「正義記憶連帯」の前身である「韓国挺身隊問題対策協議会」のころから代表を務めた与党「共に民主党」の尹美香(ユン・ミヒャン)比例代表議員に対して、寄付金を不正に流用した疑いを提起した後から様々な疑惑が噴出していることについて「考えてもなかった内容が出てきた。それは、検察が明らかにすべきことだ」と話しました。
また、李容洙さんは、「韓国挺身隊問題対策協議会がこれまで募金をなぜするのかも知らずに被害者らは利用されてきた。裏で操って利益だけを得る者がいる」と述べ、「(韓国挺身隊問題対策協議会が)どんな権利があって慰安婦被害者らを利用するのかわからない」と声を荒げました。
これに先立ち、尹美香氏は疑惑が提起された直後、李容洙さんを訪ねてきて謝罪したことについては、「彼女が何に対して謝罪したのかわからない。私は許した覚えがない」と述べました。
ただ、李容洙さんは「正義記憶連帯」が主催したソウルの日本大使館前で毎週水曜日に行われてきた水曜集会については「中断すべきではなく、やり方を変える必要がある」と話し、これからも慰安婦問題の真実を知らせるための運動は続けると強調しました。
また、「日本と韓国は隣国で、学生はその国の未来だ。慰安婦問題の真実について学生たちに知ってもらうことは非常に重要だ。両国が仲良くする中で学生たちには真実を正しく知ってもらいたい」と強調しました。
李容洙さんは、尹美香(ユン・ミヒャン)氏に対して記者会見の場に出席するよう求めていましたが、尹美香氏は出席しませんでした。
2020-05-25 15:31:56
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=75861