反日種族主義に韓国学界があまりにも情けない態度を見せる 何を言っているのか本気で理解不能だ
(写真)
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▲ 慰安婦問題の専門家である聖公会(ソンゴンフェ)大学校のカン・ソンヒョン教授が15日、ソウル 九老区(クログ)にある大学研究室で反日種族主義の現象と、慰安婦運動の発展の方向について説明した。
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去る11日、『反日種族主義との闘争』出版記者会見の現場。李承晩(イ・スンマン)学堂のイ・ヨンフン校長などの執筆陣の声は堂々としていた。「国民からかなりの同意と支持を受けると自負している」、「歴史は進歩している」と自信も表した。昨年に出た『反日種族主義』が10万部以上売れるなど、話題を集めたことに鼓舞された感じである。
相変わらず今回も学界の反応は『戦略的無視』だ。反論すると言うのは口先だけで、『ノイズマーケティング』に振り回される格好となった。だがしかし、最近ソウル 九老区(クログ)にある聖公会大学校の研究室で会ったカン・ソンヒョン教授の考えは違っていた。カン教授によれば、放置するには一種の『巨大なバックラッシュ(backlash)』のため、『放置すればするほど、これらの勢力は取り返しがつかないほど広がって行くだろう』と大きく懸念した。
カン教授は韓国内で屈指の日本軍慰安婦問題の専門家である。イ・ヨンスさんの問題提起で浮き彫りになった正義記憶連帯(以下、正義連)の議論についても、「運営方式の誤りがあれば改善すべきだが、それを口実に正義連を破廉恥な団体に追いやり、慰安婦運動を揺すぶってはならない」と明確に線を引いた。
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Q. イ・ヨンフン社団の歴史否定が露骨だが。
「植民地近代化論の研究者による一過性の挑発と軽視してはいけない。“反日種族主義” 現象という韓日(日韓)両国の右派が合作した “歴史否定” と “嫌悪” の巨大なバックラッシュだ。1997年に日本に出現した “新しい歴史教科書をつくる会” は韓国に渡って2005年にニューライトの “教科書フォーラム” に、2013年に教学社の教科書の波紋に、2015年に国定教科書議論などにつながった。最初は従北を問題視するふりをしていたが、今は露骨に親日まで加勢させた。これまで親日派として攻撃を受けていた彼らから、“じやぁ、君は反日種族主義者なのか” という反撃の論理を作ってしまった」
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Q. 実証的な根拠、ファクト闘争を打ち出す。
「脱真実の時代、代案的な事実を作ろうという試みだ。歴史否定論は厳格な実証主義を掲げる。その実証主義とは大概 “犠牲者の記憶が正確ではない” 、“政治的に歪曲されて操作された” という印象を人為的に作り出すイデオロギーでしかない。被害者に被害事実を自ら立証しろと問い詰めたり、証拠が出せなければ偽物であると烙印を押す。同時に知識生産の脈絡を考慮せず、多くの統計と数値だけを並べて、“これが基本事実” だと強弁する。既存の研究、他の研究には目を向けず、自分の言葉だけを並べるのは学問ではなく扇動だ」
ソース:韓国日報(韓国語)
https://www.hankookilbo.com/News/Read/202005172153349000?did=NA&dtype=&dtypecode=&prnewsid=
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