正義連の横領問題で韓国与党が自ら地雷原に突入したと判明 どこかで聞いたような言い訳を連発
韓国与党全体が尹美香氏を擁護「会計ミスは訂正すればいい」
2020/05/16 09:20
与党の一部「寄付金使途内訳の公開を」
元参加連帯メンバー「正義連支持声明出した人々は資金の流れを調べて言っているのか」
与党の共に民主党では15日、党指導部やベテラン議員たちまで出てきて、会計関連疑惑が取りざたされている尹美香(ユン・ミヒャン)氏(同党の比例政党「共に市民党」から出馬・当選)と、同氏が理事長を務めていた慰安婦被害者支援市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)を擁護した。
金太年(キム・テニョン)院内代表は同日の党会議で、「寄付金問題で、過去30年間にわたり歴史と正義を正すため献身してきた正義連の活動が否定されてはならない」「寄付金会計処理に『ミス』があったなら訂正すればいい。私は今後も歴史の真実を明らかにするため、正義連と共に努力していく」と述べた。禹相虎(ウ・サンホ)議員もラジオ番組に出演し、「尹氏が重大な会計不正を犯したかのように追い込んでいるのは間違っている」と言った。また「(慰安婦被害者で正義連を批判した)李容洙(イ・ヨンス)さんをそそのかして尹氏を攻撃させた人物がいるなら、それも不純だ」と、李さん側を攻撃した。金斗官(キム・ドゥグァン)議員は14日、フェイスブックに「正義連は国家人権委員会の財政監督があったという点を看過してはならない」と書き込み、正義連の会計に問題があるという指摘そのものを否定した。そして、「今回の保守系メディアや野党の攻撃は、結果的に日本の極右勢力ばかりが喜ぶ状況を作った」「(正義連の)活動に対する攻撃は親日(という言葉)以外では表現できない」と述べた。
一方、今回の総選挙で落選した金海永(キム・ヘヨン)最高委員は、「正義連の会計処理問題は、正義連のこれまでの革新と成果とは切り離して見てみるべき事案だ」「正義連と尹氏は寄付された金品などの使途内訳について透明性をもって公開しなければならないだろう」と明らかにした。趙応天(チョ・ウンチョン)議員は「我が党は慎重に慎重を期して、いたずらに陣営間の対立を触発させる行動は自制するべきだ」と言った。同党のある議員は本紙の電話取材で「党内にも正義連の会計処理に問題があったと見ている議員はかなり多いが、指導部まで『親日』『反日』構図に追いやっているため、言い出せずにいる」と語った。
市民団体「参加連帯」出身で、現在は「経済民主主義21」の代表を務めるキム・ギョンユル会計士は「特定の団体や企業で(正義連と同じようなことが)発生した時、これまで市民社会や進歩系メディアはどのような見解を示してきただろうか」「(正義連支持)声明を乱発している人々は、正義連と尹氏の資金の流れをすべて調べてから、『親日』『積弊』などと言っているのか」と述べた。
キム・ギョンピル記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020051680012
【中央日報】 SNSで寄付金募金、尹美香・元慰安婦団体代表の個人名義の口座3つで受けていた [05/14]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1589413787/