コロナ禍に直面したウーマン村本が渾身の自虐ギャグを言い放つ 色々な意味で救えなさすぎる
ウーマン村本大輔 コロナ禍で「政治家も芸人も馬鹿があぶり出される」〈週刊朝日〉
新型コロナウイルスの感染拡大でこの人は何を思っているのか。お笑い芸人「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんに話を聞いた。
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コロナ禍で芸人は仕事が間違いなく減っています。劇場は閉鎖されて、僕も仕事は全部なくなりました。
3月上旬にニューヨークに渡ったのも、きっかけはコロナでした。仕事がなくなって、コロナを笑いのネタにしようとしたら、一般の方に不謹慎なことをするなと叱られましてね。
日本では同調圧力が強くて、タブー的なものに触れようものなら袋だたきに遭うんですよ。ならばアメリカに行こうと。アメリカのコメディークラブで見たのは、悲しさは笑い飛ばそうという姿勢です。日本は、暗いものは暗いままにするんですよね。
(略)
芸能人も含め、みんなが「ステイホーム」と盛んに言っています。しかし、それを実践することで、その裏側では苦境に立たされる人が出るということを、どれだけの人が考えて言っているのか。
国内の飲食店もそうだし、先進国がいろいろ自粛する影響で、途上国の工場で働く人たちは生活苦に陥っています。彼らにとっては、ステイホームの言葉もウイルスなんです。
芸能人に限らず、世の中に影響力がある人たちは、本来ならば、「ステイホーム」と「補償」をセットで言わなくちゃいけないはず。一途にその道に打ち込む人を「○○馬鹿」と言いますが、世の中の機微を感じ取るアンテナが立ってない人はただの馬鹿です。そういう馬鹿をあぶり出したのがコロナではないかとも思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a80241f9bc1ea3607248b35da71353ec79eaf8f8