TBS「サンモニ」がコロナ騒動を倒閣に利用したい本音を自白 政権を無能と罵っている
写真:青木理
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10日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)は世界中で感染が拡大する新型コロナウイルスについて特集した。
番組では、各国と比べて少ない日本のPCR検査について検証した。その中で検査を受ける目安について、加藤厚生労働大臣が8日夜、記者会見して「37・5度以上の発熱が4日続く」について、「目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解でありますけれど…」と発言したことを報じた。
厚労省は「37・5度以上の発熱が4日以上続く」との表記を削除し「比較的軽い風邪の症状が続く」などの新指針を公表した。
こうした問題にコメンテーターが意見を述べたが、司会の関口宏は「みなさんの話を聞いていると、それが何か日本人の体質みたいなことになるのかな」と語った。
これにジャーナリストの青木理氏は「いや体質ではなくて、37・5度って最初は絞らざるをえなかったのかもしれないけれど、各国やってるわけです」と話した上で、韓国、ドイツ、英国のPCR検査数を提示し、日本の少なさを指摘した。
続けて「当初はやむをえなかったとしても、この間、1か月、2か月、3か月というところでいうと、政権の明らかに本気じゃなかったか、本気だったとすると、失礼ですけど、無能ということになってしまう」と断じた。
さらに「なぜ日本だけが検査態勢を整えることができなかったんでしょうかというあたりは、真剣に僕らは問わないといけないし、真剣に政権を考えないといけない」と指摘していた。
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