米Steamに中国のコロナ対策を揶揄するゲームが登場して中国激怒 集団攻撃を食らっているらしい
中国を“侮辱”するゲームが登場?その名も「コロナウイルス・アタック」、気になる内容は…―中国メディア
Record China配信日時:2020年4月27日(月) 12時0
26日、環球網は、米国のオンラインゲームプラットフォームに中国を侮辱するゲームが出現したと報じた。2020年4月26日、環球網は、米国のオンラインゲームプラットフォームに中国を侮辱するゲームが出現したと報じた。
記事は、米企業ValveによるゲームプラットフォームSteam上に24日「コロナウイルス・アタック」という名のゲームが出現したと紹介。ゲームの内容が「人間をキョンシーに変えてしまうウイルスが国じゅうに拡散し、ウイルスのキャリアが続々と国境に逃げ込んでいる。感染を食い止めるため、秘密の実験室でこのウイルスを消すコロナウイルスが開発された」とされ、プレイの目的は「コロナウイルスへの耐性を身に付ける前に、ウイルスのキャリアを消滅させることだ」と伝えた。
そして、Steamが発表したゲームのキャプション写真や動画からは、ゲームの画面が粗雑かつ単純で、背景色が鮮やかな赤、コロナウイルスの色が黄色となっており、中国の国旗を容易に想起させること、ゲーム中に「台独(台湾独立)」「港独(香港独立)」などと書かれたアイテムが出現することが確認できるとした。
そのうえで、Steam上のこのゲームに関するユーザー評価欄では現地時間26日午前9時45分現在426件の評価がされており、「このようなゲームの作者はもはや人間としての最低ラインさえ超えてしまっている」などのコメントとともに「お勧めしない」との評価が大半を占めていると紹介。一方で、台湾の民進党系メディアは「非常に好評だ」「中国本土のネットユーザーがコメント欄で罵声を浴びせている」などと伝えたとしている。
記事はまた、26日午前10時現在で中国本土からはゲームにアクセスできなくなっているものの、海外からは依然としてアクセスできる状態だと報じた。(翻訳・編集/川尻)