日本の文化力を突き付けられた韓国人記者が見苦しい本音を告白 法律的問題がなくても悔しい
「行きません」「買いません」の文面が入った日本ボイコット ロゴがインターネットにあきることなく見られ、SNSでは「ノージャパン(NOJAPAN)」のハッシュタグがついたコメントが10万件を越えた。全て日本不買に参加しよう、との趣旨で生産された。国民は独立運動はできなかったが、不買運動は成功させよう、と皆連帯した。
なぜ多くの大韓民国国民は日本に怒って不買運動を切実に望んでいるのか。2018年10月30日、韓国大法院で強制徴用被害者に日本戦犯企業が被害を補償するとし、韓日請求権協定以後初めて個人請求権を認めた。これに対しアベ政府は1965年に賠償したので、韓国政府が賠償せよと反論した。実際、1965年当時、反日感情が極に達した時期、韓国のパク・チョンヒ大統領は日本から5億ドルの賠償を受ける条件で植民支配の被害に対する補償および賠償をあきらめることを約束した。しかし、国家と国家に対する被害補償が解決されただけで日帝強制占領期間時期に被害を受けた個人に対する被害補償はしなかったため、個人請求権は有効だった。
結局、日本は判決に対する報復性で2019年7月韓国に向けた輸出制裁(経済制裁)を発表し、2019年8月2日、最終的に韓国をホワイトリストから除外した。数多くの私たち国民が過去に罪のない被害にあったことに対して今、真心に充ちた補償を要求したが、日本は経済報復という軽薄であくどい道を選び、国民はこれに不買運動で応酬したのだ。
(中略:不買運動の経緯など。ユニクロ・無印良品・アサヒビール・デサントの業績など)
しかしずっと続くと思われた不買運動が今、次第に冷めている感じだ。日本の家庭用ゲーム機器製造および販売業者「任天堂」が先月20日、任天堂スイッチ用「集まれ。動物の森」を発売して話が変わった。任天堂ゲーム機が翼が生えたように売れた。
動物の森は村を整理したり釣りをするなどわずかなコンテンツで「ヒーリングゲーム」と呼ばれ、発売当日、コロナ19に社会的距離を置く期間にもかかわらず龍山アイパークモールで準備したゲーム機70台に約3000人が集まった。特に発売価格が36万ウォンだった任天堂スイッチの価格は、インターネット取引で60〜70万ウォン台に上がり、動物の森キャラクターに包装された特別版ゲーム機は、80〜90万ウォン台まで価格上昇した。
また「ノージャパン イエスコリア」と叫んだ人々は自分の可愛い動物の森キャラクターをSNSに上げて自慢し始めた。韓国の動物の森熱風に日本インターネットユーザーは「ノージャパンと言いながら一度も不買運動に成功したことがない」「日本不買するといったのにどうなったのか」として韓国人を皮肉る文をアップした。
苦々しい。不買運動して愛国心を確かめる国民までバカにするようだ。個人的な好みや選択は法律的問題がない時、非難するのは正しくないが、なんだか苦々しい。単純に日本企業の売り上げ下落で今の不買運動が成功したとは思わない。不買運動を成功と評価するには経済制裁に対する短期的な対応に止まらず、国民の絶え間ない関心と政府、企業の努力が必要だと思われる。
キム・シウ記者
http://www.sateconomy.co.kr/news/photo/202004/68824_58580_818.jpg
ソース:東洋経済(韓国語)[記者手帳]日本企業売り上げ下落だけで‘ノジャパン'が成功的ということができない理由
http://www.sateconomy.co.kr/news/articleView.html?idxno=68824