感染者続出のテレビ朝日が中小企業をクラスター源だと猛批判 テレワークを推進しろと訴える
テレビ朝日解説委員の玉川徹氏(57)が20日、コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)にリモートで出演。緊急事態宣言発令後も職場に通勤する人が多いことを指摘し、「勇気を持って休むってこともかなり重要」と訴えかけた。
番組では政府が新型コロナウイルス対策としてテレワークを推奨するも、環境が整わないとの理由でテレワークが進んでいないことを取り上げた。玉川氏は「中小企業は休みにくいというのは事実だと思うんですが、でも、市中感染率が上がってきている、この状態が進んでいくと、中小企業の会社の中がクラスターの発信源になってくるんだと思います、これから」と推測。
続けて「つまり『休めない!』って言って休んでいないと結局、大勢の社員が少なくとも、ある空間の中にある程度の密度の従業員がいるっていう状態が中小企業の中でそのまま温存されると、やがてその中に感染者が現れて、その感染者から感染が広がってという形で。場合によっては非常に重症化する可能性だってあるわけですよね。そうすると、ある程度、市中感染が収まってくる段階で解除っていっても、その会社は再開できない可能性もあります」と指摘した。
「だから、今、実は経営のトップの人が勇気を持って休むってこともかなり重要なことじゃないですかね。じゃないと、あとあと考えてみたら、あの時に会社を休まなかったためにものすごく大きな損害が会社として出てしまう。もちろん政府が休業補償に対して雇用調整助成金とか用意しているので、そういうのは十分に使っていただいて休むってことが必要なんですけど、とはいえ、休めないから休まないって言ってるともっと大きなしっぺ返しが中小企業で働いている人たち、企業自体に来るんじゃないかと私は思います」と持論を展開した。
玉川徹氏、テレワークが進まない企業に苦言「大きなしっぺ返しが来る」
https://www.sanspo.com/geino/news/20200420/geo20042012090014-n1.html