韓国の医療崩壊を在日記者が数字を弄って必死に庇ってしまう 当たり前だろ!とツッコミ殺到
日本は韓国よりも感染死亡者は少ないが、致死率は韓国よりも高い!
辺真一 | ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
3/12(木) 12:34
イタリアは最初の感染者が北部のロンバルディア州から出てから18日目には累積で感染者の数は1万人を突破し、死亡者も12日午前9時現在827人に急増した。韓国の新型コロナウイルス感染者は3月11日午前9時現在、累積で7755人だったのが、今朝の発表では114人増え、7869人なり、死亡者も7人増え、67人となった。
3月11日基準で致死率はイタリアが6.6%と最も高く、中国(3.9%=3169人)、イラン(3.6%=354人)と続いている。3か国とも世界保健機構(WHO)が最近提示した世界平均致死率3.4%を越えている。
世界で中国、イタリアに続いて3番目に多くの感染者を出している韓国の致死率は1%以下の0.8%の水準に留まっている。死亡者数では60人(11日基準)と日本(15)よりも4倍も多いが、致死率では日本(2.4%)よりも低い。韓国は欧州の主要国のドイツ(0.1%)よりは高いが、フランス(1.8%)やスペイン(2.1%)よりも低い。
イタリアの場合、死亡者に限らず感染者も高齢者が多い。今年想定されているイタリアの平均寿命は83.5歳で、日本の84.6歳に次ぐ。まさに、後期高齢者の社会だ。新型コロナウイルスの死亡者の平均年齢は81歳である。
韓国人の寿命も83.0歳と、日本、イタリアに次ぐ長寿社会だ。ちなみに韓国人死亡者60人の内訳をみると、80歳以上が17人、70代が22人、60代が14人、全体の53人が還暦を過ぎていた。
しかし、感染者の年齢層をみると、韓国の場合、若年層が多い。具体的に見ると、20代が全体の28.9%にあたる2238人と、最も多い。続いて、50代が19%の1472人、40代が10.4%の1082人となっている。高齢者では60代が960人で、70代が483人、80代以上が236人と相対的に少ないことがわかる。
全感染者の63%に上る、集団感染を引き起こしている大邱市の新天地教会信者の多くは20~30代である。このことからも韓国の致死率が低い理由の一つがイタリアや他の国と異なり、比較的に重症化しない若年層が多いことにも理由があるようだ。