韓国式ドライブスルー検査の過酷すぎるスタッフ酷使がバレる 感染を広げるだけでは?
韓国・高陽(CNN) 新型コロナウイルスへの感染が拡大する韓国で、車に乗ったまま検査を受けられるドライブスルー方式の施設が登場した。
ドライブスルーの検査所は先月26日、北部の都市、高陽に第1号が開設された。
駐車場では防護服姿のスタッフが車を出迎える。数カ所のテントにプラスチック製の防護スーツを着けた看護師らが配置され、通過する車ごとにドライバーらの体温を測ったり、綿棒でのどと鼻から検体を採取したりする。
検査は数分間で終わり、最後まで車から降りる必要はない。
同市の市長は、この方式なら対面接触を避けることができ、病院のように待合室で感染が広がることもないと強調。ファストフードやコーヒーチェーンのドライブスルーからヒントを得たアイデアだと説明した。
現場でボランティアを務める医師も、医療従事者がウイルスにさらされる危険性が抑えられると指摘する。
検査は、事前のアンケートで症状や感染地域への訪問歴、感染集団との接触歴などから高リスクと判断された人を対象に行われる。高陽の施設では1日最大384人の検査を実施してきた。結果は3日以内にSMS(ショートメッセージ)で送られる。
ただ、寒さの中で業務にあたるスタッフの負担は大きい。防護スーツを着用するためトイレに行ったり、水を飲んだりすることもできないという。合間にヒーターで暖を取りながら5時間のシフトを終えた後は、「クリーンゾーン」と呼ばれる仮設ブースで次亜塩素酸の消毒薬を浴びるのが日課となっている。
https://www.cnn.co.jp/world/35150187.html
CNN 2020.03.03 Tue posted at 17:55 JST
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