肺炎による中韓路線封鎖で韓国企業が日本に頼りまくる醜態を露呈 わずか半年ほどで再び日本に回帰
【釜山聯合ニュース】
中国・湖北省武漢市で発生した新型肺炎の拡大を受けて韓国の航空各社が中国路線の運休に動いているなか、代替路線として日本線が再び注目されている。
格安航空会社(LCC)のエアプサンは2日、韓国と張家界、海口、三亜などを結ぶ中国5路線の運航を一時停止すると発表した。運休となった中国線の機材を日本や東南アジア、韓国南部・済州島などに振り分けることを検討しているようだ。
3月1日まで運航予定だった釜山―札幌線の運航を3月末まで延長するなど、代替路線の確保に動いている。
同社関係者は中国路線の運休について、「新型肺炎拡大への懸念に加え、中国当局が張家界や三亜などの観光地を閉鎖したため」と説明。
収益性と市場性から代替路線として日本線が浮上しているという。搭乗率が高く、運航距離が短い日本線はLCCにとって「ドル箱路線」だ。
昨年後半から日本政府による対韓輸出規制強化に反発して韓国で日本製品の不買運動や日本旅行を自粛する動きが広まり、日本路線の利用客が急減した。
LCC各社は日本線を運休、減便し、機材を中国線に振り分けたが、わずか半年ほどで再び日本に回帰することになる。
韓国と中国を結ぶ全6路線を運休したLCCのチェジュ航空も代替路線として日本線や東南アジア線を検討している。
このところ日本製品の不買運動も下火になっていることから日本線は回復傾向にある。昨年12月の韓国航空各社の日本線運航便数は約6600便で、前月より16%増えた。
冬休みシーズンに合わせて大阪や札幌、福岡など日本の各都市では韓国人観光客が目に見えて増えている。
航空各社は日本線の供給増による利用客の早期回復を期待している。
2020.02.02 11:06
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200202000200882