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ゴーン被告の自己弁護声明に弁護士の7割が理解を示す異常事態 調査の信頼性に疑念を呈する声も

   


1:首都圏の虎 ★:2020/01/19(日) 11:33:51.61 ID:MJzI/daO9

日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告人の国外逃亡をめぐり、弁護士ドットコムが弁護士へのアンケートを実施した結果、ゴーン被告人が「1日8時間も取り調べを受け、弁護士も同席できなかった」などと主張していた「人質司法」の問題について、50.8%が「納得できる」、22.5%が「多少納得できる」と計7割以上が理解を示した。「あまり納得できない」は10.8%、「納得できない」は15.8%だった。

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アンケートは、登録弁護士にメールを送付する形で1月9日から17日まで実施。120人から回答が寄せられた。

ゴーン被告人が日本から逃亡したことの理由について、「非人道的な扱いを受け、私自身と家族を守るためには、選択肢がなかった」との趣旨の発言をしていることについては、「納得できない」が42.5%で最多。「あまり納得できない」の16.7%と合わせると、6割近くが否定的だった。「多少納得できる」21.7%、「納得できる」19.2%だった。

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●ゴーン被告人への批判と、日本の司法への批判

アンケートでは、自由記述欄で、ゴーン被告人の主張や日本の裁判所、検察の対応などについて、コメントを求めた。

ゴーン被告人に対しては、「保釈中に密出国した人間が何を言っても説得力を持ちにくい」、「有罪判決になる可能性が高いと判断したからこそ、金に物を言わせて逃亡したとしか評価できない」、「人質司法は改善すべきだが、議論のすり替えに過ぎない。人質司法かどうかは関係がない」などの批判が寄せられた。

一方、日本の司法に対してのコメントも非常に多く、「妻との接触を禁じるなど異常な条件は断じて付すべきではなかった。遺憾ながら世界の世論はゴーン氏の肩を持つであろう」「保釈制度の根底には無罪推定という、あまりにも大切な原則があるのに、無実でも否認すれば勾留が続く、世間からは『犯罪者なんだからしょうがない』と言われるのが現実だと日々嘆いている」「刑事弁護を多く扱う弁護士の1人として日本の刑事司法に対する絶望感は日常的に感じている」などの強い批判が目立った。

森雅子法務大臣が記者会見で「無罪を証明すべき」と発言し、後に訂正したことについても、「全世界に恥をさらしてしまった」「為政者の本音を物語っている」などのコメントがあった。

さらに、マスメディアの報道についても、「検察リークと、海外報道の恣意的な翻訳や意図的?な誤訳で一方的立場に都合のよい内容が報道されているのは、日本の世論形成に関して危惧される」、「日本のマスコミが、ゴーン批判で全てを終わらせようとしている論調であることに違和感と危機を感じる」などの指摘が出た。

主な意見については以下の通り(抜粋。誤字脱字などを一部修正)

【ゴーン被告人への批判】

「ゴーン氏の行動に正当性はないし、ゴーン氏の言動で日本の刑事司法が左右されてはならないと思う」

「ゴーン氏による日本の刑事司法の現状への批判は正鵠を得ているところもありますが、保釈中に密出国した人間が何を言っても説得力を持ちにくいのではないでしょうか」

「密出国という明らかな法律違反をしておきながら、日本の司法制度について批判することは、自己保身の詭弁としか感じられず、およそ説得力がない。ルールを守る気のない輩は、およそルールについて語る資格はない」

「日本の刑事司法については国際的にも問題となる点(弁護人立会権なし、長時間の取り調べ、拘束施設の不快さなど)があるのも事実ではあるが、保釈を認められているにも関わらず逃亡をするということは、ゴーン氏が何を言おうと説得性を持たない。むしろ、有罪判決になる可能性が高いと判断したからこそ、金に物を言わせて逃亡したとしか評価できない。ゴーン氏は有罪判決の割合が高いことを非難するが、それは検察官が慎重に起訴していることの裏返しであり、何ら非難されることではない」

「本件については罪証隠滅逃亡の虞はあったと思う。保釈の判断を慎重にして頂きたい」

「検察の大変な努力が無駄になったことはまことに気の毒で残念。正義を実現してほしかった。人質司法は改善すべきだが、議論のすり替えに過ぎない。ゴーン氏は懲役から免れるために逃亡したのであり、人質司法かどうかは関係がない」

全文はソース元で
2020年01月19日 08時29分
https://www.bengo4.com/c_1009/n_10667/

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