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米韓外相会談で韓国外相が米国の国際戦略を無視する意向を表明 正面から喧嘩を売っている

   


1:右大臣・大ちゃん之弼 ★ @\(^o^)/:2020/01/16(木) 20:38:47.11 ID:CAP_USER

https://i.imgur.com/JkuEYJl.jpg

北朝鮮との経済協力を進めるため、韓国政府は米国との「二人三脚」をやめて独自の行動に乗り出す可能性を示唆した。「北朝鮮の実質的な非核化がなければ制裁緩和もない」とする米国に対し、韓国政府が北朝鮮に代わって「制裁緩和」を求める意図があるとの見方が指摘されている。

 韓国外交部(省に相当、以下同じ)の康京和(カン・ギョンファ)長官は14日(米国時間)「朝米対話と南北対話が互いに、共に補い合い、善の循環プロセスを形成しながら進んでいくべきというのがわれわれの基本的な立場」としながらも「ある特定の時点で朝米が先を進むこともあるし、南北が先を進むこともあると思う」と述べた。さまざまな条件を付けつつも、外交長官が公の席で「(米朝関係よりも)南北関係が優先されることもある」と明言し、米国とは別の対北朝鮮政策を推進する意向を明確にするのは今回が初めてだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今年の新年の辞で示した「南北関係において動きの幅を広げなければならない」との考えを指針とし、担当部処(省庁)が実際の行動に乗り出したものと言えそうだ。韓国統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官もこの日「南北観光協力の可能性に注目している」と発言し、北朝鮮観光を推進する意向を明確にした。

 康長官はこの日、米カリフォルニア州サンフランシスコ郊外パロアルトのあるホテルで行われた韓米、韓米日、韓日外相会談後の会見で上記のように述べた。康長官は「南北間で重要な合意があり、その中には制裁が問題とならない部分もあれば、制裁に引っ掛かれば例外認定を受けてできる事業も確かにある」「これらについてポンペオ国務長官とさまざまな意見を交換した」と説明した。康長官は「米国側もわれわれのそのような意思や希望について十分に理解している」との考えを示した。韓国外交部のある幹部も「(北朝鮮の個別観光について)われわれの考えをしっかりと説明したし、ポンペオ長官も理解したようだ」と伝えた。

しかし別の複数の外交筋は「文在寅政権は北朝鮮との事業を何としても推進したがっているが、米国政府はこれに頭を痛めている」との見方を伝えた。康長官の前ではポンペオ長官も笑顔で対応したが、その裏では「韓国はなぜあんなことを言うのか」と当惑しているとの説明もある。京畿大学の南柱洪(ナム・ジュホン)碩座(せきざ)教授(寄付金によって研究活動を行えるよう大学の指定を受けた教授)は「今年は北朝鮮が強い挑発に乗り出す可能性が高く、韓米間の協力関係を一層強化しても足りないだろう。そのような状況で韓米間の考えの違いが表面化するのは大きな問題だ」と指摘した。

 米国務省のオルタガス報道官も韓米外相会談後に配布した報道資料の中で「両外相は北朝鮮に対し、韓米間で緊密に調整することを改めて確認した」「韓米日3カ国による協力の重要性についても話し合われ、地域的、国際的な多くの事案で緊密に協力を続けることも約束した」と伝えた。「南北が先」と述べた康長官とは違い、米国は「韓米間の緊密な調整」と「韓米日3カ国による協力」を強調したのだ。これは「韓国の勝手な行動は許さない」という意味にも解釈できる。米国務省はこの日、文大統領の記者会見についてボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送の取材に「全ての国連加盟国は国連安保理制裁決議を守り実行せねばならない」「われわれ(韓米)は北朝鮮に対して一致した対応を取るため緊密に調整することを約束した」とコメントした。

 米財務省海外資産管理室(OFAC)は文大統領の記者会見後、平壌にある高麗ナムガン貿易会社と中国北京に拠点を置く北朝鮮の宿泊施設を追加の制裁対象に指定したと発表した。米財務省のムニューシン長官は今回の制裁対象指定について「北朝鮮労働者の海外派遣は国連制裁に違反しており、北朝鮮政権の違法な資産を増やしている」と説明した。高麗ナムガン貿易会社は北朝鮮労働者のビザ、パスポート、出国、海外での就職など派遣に関する業務を担当し、北朝鮮への送金も行っていることが調査によって明らかになっている。

パロアルト=朴淳燦(パク・スンチャン)特派員

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/16/2020011680037.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2020/01/16 10:30

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