中国大連市の公式ロゴ候補が絶対に真似厳禁なアレとそっくりだと話題に どう見てもパクリです
中国・大連市が観光促進を目的に市のロゴを選ぶコンペを開催しました。しかし、優勝作品が絶対にまねをしてはいけない“あのロゴ”とそっくりだという指摘が相次ぎ、騒動となっています。
「ロマンの都 おしゃれな大連」と題されたこのロゴを見た人たちから指摘されたのが“ディズニーのロゴとそっくり”という点です。並べてみると確かに雰囲気がそっくりです。特に注目したいのがDとiの文字です。比べてみるとほぼ一致しています。グーグルの画像検索で大連市のロゴと類似の画像を検索してみると、ディズニーというワードが出てきました。グーグルもこのロゴはディズニーとそっくりだと判断しているようです。CNNによりますと、コンペを行った大連文化観光局は「色鮮やかに表現したデザイン」として高く評価。しかし、インターネットで“パクり”疑惑について指摘する声が中国国内で瞬く間に広がりました。批判を受けて大連市は調査に乗り出し、今後、この作品の優勝が取り消される可能性があるとしています。
中国でブランドやロゴが模倣されることは今回に限ったことではありません。日本のタイヤメーカー「ブリヂストン」が中国のタイヤメーカーを相手にした裁判で勝訴。先月、このメーカーに対して約5000万円の支払いを命じる判決が確定したとブリヂストンは発表しました。この中国のタイヤメーカーは、ブリヂストンの商標に類似した「フリジストン」を使用してタイヤを販売していました。
ただ、日本企業の主張が認められないケースも。「無印良品」のブランド名で商品を販売している中国の企業が「中国で事業展開する日本の『良品計画』にタオルなどの商品で商標を無断使用された」と訴え、一審で勝訴しました。良品計画は無印良品などのブランドで日本ではよく知られている企業です。現地メディアによりますと、先月の上訴審で裁判所は中国の企業が2001年に無印良品の商標登録をしたと認定し、良品計画に賠償金など約1000万円の支払いを命じて判決が確定しました。良品計画は「中国の一部の商品で先に商標を登録された」とコメントしています。
2019年12月20日 14時20分
テレ朝news
https://news.livedoor.com/article/detail/17554996/