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「日本人が中国を嫌うのは日本メディアの努力不足」と中国が苛立つ ”偏向報道”に不満と苛立ちを強めている

   


1:Pマン(茸) [US]:2019/10/25(金) 10:49:38.51 ID:RinCdKwi0 BE:479913954-2BP(2931)

中国当局が来春の習近平国家主席の国賓訪日に向けて「日中友好ムード」の醸成を図る中、日本側の対中認識は改善が進まない。中国側は「日中の国民意識のギャップを非常に気にしている」(共同世論調査を実施した言論NPO関係者)といい、日本国民の中国に対する「理解不足」や日本メディアの「偏向報道」に不満といらだちを募らせる。ただ、日本人の対中不信の根幹にあるのは中国当局自身の振るまいだ。

 中国国際出版集団の幹部は24日の記者会見で、日本人が中国に厳しい認識を持っている原因として「近年の中国の変化に対する理解を欠いている」と指摘。中国の大気汚染改善などの現状を日本メディアが伝えていないと不満を漏らした。言論NPOの工藤泰志代表も、調査時期が9月だったため、米中貿易摩擦の先鋭化や香港の混乱など日本メディアの報道が対中認識に影響を与えたと分析した。

 ただ中国人の対日感情が改善した最大の理由は、中国当局による宣伝工作の結果だ。日本に「良くない印象」を抱く人の割合が2013年の9割から今回5割強まで下落したのも、同年、尖閣諸島をめぐり反日宣伝が先鋭化した状況からの揺り戻しに過ぎない。

 北海道大の40代の男性教授が9月、北京で中国当局に拘束された事件について、中国外務省は「日本側に状況を通告した」(華春瑩=か・しゅんえい=報道官)と認めているが、ほとんどの中国メディアは事件を黙殺。習氏訪日を控えて対日感情を悪化させたくない当局の思惑が透ける。ただ世論を誘導するために報道を統制するような体質こそが、日本人の「違和感」を強めている。

 今回の世論調査が拘束事件の判明後に行われていれば、日本人の対中認識がより悪化していたことは間違いない。
(北京 西見由章)

https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240029-n1.html

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