「安倍首相は歴史上の偉人と同等の存在」と韓国人が認識していると判明　日本人の遺伝子を露骨に蔑む

昨今の韓日関係と日本アベ政府を見れば、筆者(キム・ウイル元大宇構造調整本部長)の頭の中に過去1582年に権力をにぎった豊臣秀吉、1941年に権力をにぎった東条英機、2012年に権力をにぎった現在の安倍晋三、これら三人がオーバーラップする。

権力の頂点に上がるやいなや軍国主義に陥って前代未聞の悲劇を犯した姿から日本人特有の戦争DNAが根強く埋め込まれていることを感じさせる。

日本戦国時代を統一した豊臣秀吉は300以上の地方大名の反対もかかわらず、中国を支配しようとする妄想と野心で朝鮮に侵攻、戦争の惨禍に巻き込んだ。明治維新で幕府政権から天皇体制に移った日本は1910年、韓国を強制併合して大陸進出のため中日戦争を挑発した。

1941年政権を取った東条英機は宣戦布告もなしに米国を奇襲して太平洋戦争を始め、さらに狂奔して陸軍大臣、内務大臣、外務大臣、軍需大臣など7要職に自らを任命して軍事・行政を独占するなど最悪を犯し、ついに不利な戦争の様相を打開する目的で類例がない自殺部隊(カミカゼ）まで動員した。太平洋戦争の惨禍は到底筆舌に尽くせないほど大きかった。

2012年政権を取った安倍晋三は自ら自身のDNAが母方の祖父である岸信介からきた点を明らかにしたことがある。彼の祖父の安倍寛衆議院議員は日本を戦争に追い込んだ東条英機退陣運動を行った平和主義者だったが、母方の祖父の岸信介は第二次大戦1級戦犯であり元総理として通常、軍隊を保有できない日本平和憲法の改憲を貫徹し軍事再武装を推進した前歴がある人物だ。母方の祖父の遺志を継いだという安倍晋三総理は平和憲法9条を改憲して戦争可能国を作ることを政治目標にしている。
（中略：征韓論の吉田松陰を尊敬）

豊臣、東条、安倍の三人のふるまいを冷静に調べれば、いくつかの共通点が分かる。
最初に、不安定な権力が局面を切り替えるために外部に敵を求める姿勢だ。
二番目、侍や軍部のような極右武装勢力が国家内閣の統治権より上位にいた。
三番目、権力が集中化する時点には必ず戦争を挑発した点だ。

このような点を土台に調べれば、現在の慢性的な財政赤字に苦しむ日本の経済状況で、天皇を中心に多数党の強い派閥が総理を担う権力構造は周辺国をより一層不安にさせる。

ソース：ブリッジ経済（韓国語）[ブリッジ コラム]豊臣、東条そしてアベ
http://www.viva100.com/main/view.php?key=20190826010007922