GSOMIA破棄を宣言した韓国が新しいGSOMIA締結に動きだして関係者困惑 理解できないと呆れられる
青瓦台、タイとGSOMIA推進「日本が抜けても21カ国と協定はそのまま」
韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定した青瓦台(韓国大統領府)が、タイとのGSOMIAを推進していることが23日までに分かった。
タイは今年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領はタイを「新南方政策」の中心国としている。韓国政府の関係者は「東南アジア諸国の重要性は、経済はもちろん安全保障分野でも目立っている」として、「韓泰GSOMIA締結を通して韓国とタイ、そして韓国とASEANの協力を強化する」と語った。両国政府は昨年GSOMIAの草案を交換し、来月これを公式に締結するという。しかし外交消息筋は「北朝鮮の核に関する情報交流を行い、韓米日安全保障同盟の象徴のようなものだった日本とのGSOMIAを破棄しながら、タイとどういう軍事情報交流を行うというのか、理解できない」と語った。
韓国政府は現在21カ国と軍事情報包括保護協定を結び、また13カ国とはGSOMIAより格が低い「約定」を結んでいる。米・英・仏・豪などがGSOMIA締結国で、独・伊・インドネシアなどは約定締結国だ。もともとGSOMIA締結国は21カ国だったが、日本との協定が今年11月に終了すればGSOMIA締結国は20カ国に減る。韓国政府の関係者は「タイが新たに含まれれば、再び21カ国になる」と語った。
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019082480004