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「文明の衝突」を曲解した韓国人記者が日本を”矮小”だと嘲笑 韓国人の反アベ闘争は素晴らしい

   


1:蚯蚓φ ★:2019/08/20(火) 23:34:00.63 ID:CAP_USER

米国の政治学者サミュエル・ハンティントンは<文明の衝突>で世界文明圏を八つに分類して考察した。興味深いのは日本を東アジア文明と区別して独自の文明に設定した事実だ。他のすべての文明が複数の国家を含んでいるのに反して、日本は文明の単位と国家の単位が一致する唯一の文明だとハンティントンは言う。「文化と文明の観点で見る時、日本は孤立した国だ。」

ハンティントンの診断にはある程度の真実が含まれている。日本は中国と韓国から儒教・仏教の影響を受けたが、同時に神道という固有の宗教体系下で明治維新以前まで文化的に孤立した世界の内側に留まった。明治維新後も事情は根本的に変わらなかった。一方で西欧近代文物を受け入れながらも他方では神道を国家宗教に昇格し、その頂点に「天皇」を置くことによって過去の遺産をかえって強化した。この天皇崇拝宗教を前面に出して日本は東アジアを侵略して太平洋戦争を起こした。

ハンティントンが診断した日本の文化的特性は21世紀に入って再び強化されている。平和憲法を持って世界に向けて腕を広げた日本が集団的妄想に捕われたように自分の中に引きこもって退行する姿が歴然だ。この様な逆行の先頭に安倍晋三日本総理がいる。アベの本心は8・15敗戦記念式でもう一度あらわれた。アベは2012年2次執権後、7年間一度も侵略と戦争の加害者として責任を認めず、日本国民の「犠牲」だけ賛えた。反省と謝罪の言葉は一言もなかった。

アベが戦犯を賛える靖国神社に過去と同様、貢ぎ物を捧げた。アベの後に従う極右政治家50人が靖国を訪れて過去の栄光に向かって参拝した。自分の行為が産んだ誤りを認め、そこに責任を負うことが成熟の兆候とすれば、日本の政治こそ成熟の門前で果てしなく滑り続ける未成年状態に留まっている。

アベは2006年<美しい国で>というパンフレットを出して政治的青写真を明らかにしたことがある。執権後、平和憲法を変えて日本を戦争する国にしようとあらゆる努力をつくすのを見れば、アベが考える「美しい国」という観念の中には露日戦争直後や満州事変直後のように大陸侵略と世界制覇に向かって旭日昇天したその時期の日本が入っているようだ。

しかし、アベが「美しい国」に向かって進むほど日本は「美しい国」から遠ざかる。戦争できる「正常国家」に向かって進むほど正常性から離脱し孤立の中に陥る。これがアベ暴走のパラドクスだ。アベは自身が美しい国を作ろうと奮闘していると考えるかも知れないが、アベが自己流の「美しさ」を得ようと戦えば戦うほど日本は美しさとは距離が遠いところに押し出される。正直にできず、自己反省もなく、民主的でもない国が人類普遍の共通感覚が認める「美しい国」になることはできない。

アベの日本はインド・太平洋戦略を前面に出して米国と手を握ってインドを引き込み中国を包囲しようとする。しかし、このように軍事的野心を抱くからといってアベの日本が国際社会の尊敬を受ける国にのぼれるわけではない。過去の過ちを産んだ精神構造を解体して再編しない限り、幻想の中でインド・太平洋を疾走しても現実では矮小化の道を抜け出すことはできない。

アベ暴走の果てにはハンティントンの診断が暗示した「引きこもり国家」日本、「孤独な国家」日本があるだけだ。アベの退行を阻止しなければ日本は真の正常国家になれず、世界普遍の道徳的一員になることもできない。アベ暴走は韓国には経済的脅威だが、日本国民にとっては、はるかに根本的な脅威だ。日本国民が目覚めなければ日本はアベの妄想と共に永遠の未成年の孤立状態に閉じ込められるほかはない。韓国国民のアベ反対闘争が持つ超国家的意義がここにある。

日本製品不買運動を広げる韓国の反アベ闘争が日本国民の覚醒を促し、韓日市民社会の共闘に上昇すれば、その闘争は東アジアに新しい平和秩序を創り出す原点になりえるだろう。

コ・ミョンソプ論説委員
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ソース:ハンギョレ新聞(韓国語)[朝の陽射し] ‘引きこもり国家’で行く日本/コ・ミョンソプ
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/906411.html

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