「文在寅は本当は親日派だったんだ」とマスコミが訴える末期状態 どう考えても数字がおかしい
▼“反日大統領”文寅在 意外に日本好きな素顔と家族
日本への強硬姿勢を崩さない韓国。だがトップのプロフィールを取材すると予想外の一面が見えてくる。反日大統領――。韓国の文寅在(ムン・ジェイン)大統領には、こんなあだ名がすっかり定着してしまった。
日本政府が解決済みとする第二次世界大戦中の「徴用工問題」で、韓国大法院(最高裁)が新日本製鐵(現・日本製鉄)に約1000万円の賠償命令を出すと「日本は司法の判断を尊重すべき」と発言。日本が半導体材料の輸出管理を強化する措置をとった際には、「日本を許さない」と言い放った。
文氏の発言を受け、韓国では日本製品の不買運動が拡大。日本への観光客は激減している。だが文氏のプロフィールや家族を調べてみると、意外に日本好きな一面が浮かび上がってきた。
■1年3ヵ月の間に寿司店を473回利用、愛読書は雨宮処凛の著作
’18年9月に野党議員が文氏の経費(’17年5月~’18年8月)を調べた。際立ったのは日本料理店の使用頻度だ。寿司店だけで473回、合計約632万円を使っていたのである。
「文大統領は日本の料理や書物が大好きなんです。『文在寅の書斎』(邦訳未刊)という著書がありますが、三島由起夫などの日本の作家の本を好んで読んだと書かれています。中でも影響を受けたのが、労働問題を取り上げた雨宮処凛の『生きさせろ! 難民化する若者たち』だとか。韓国の若者社会を考える際に、とても参考になったそうです」(韓国在住ライター)
■娘は日本の大学に留学、夫人は茶道「裏千家」の教室に通う
家族も日本好きだ。文氏には今年36歳になる長女ダヘ氏がいるが、日本の大学に留学していたことはあまり知られていない。留学先は東京・世田谷区にある国士館大学だ。
「国士館大学は保守的な校風です。当然、文大統領も校風を理解していました。ただ娘さんが日本の武道に興味を持っていて、国士館への留学を望んだそうです。夫人の金正淑(キム・ジュンスク)も、日本文化への関心が強い。文大統領と結婚直後、釜山市に住んでいた時には、日本の伝統的茶道の一流派である『裏千家』の教室に通っていました」(韓国大手紙記者)
■長男は『エヴァンゲリオン』が大好きなアニメーター
文氏の長男でアニメーターのジュニュン氏も、日本文化から強い影響を受けている。’18年12月に韓国紙『京郷新聞』のインタビューに答え、次のように語った。
〈中学生の時に日本のアニメにハマり、小遣いをすべてアニメビデオ購入にあてていました。釜山には、日本のアニメを違法コピーしたビデオやアイドルの写真集を安く売る店が、いくつかあったんです。父から小遣いをもらうたびに、バスでそうした店に通っていた。私の部屋は日本の漫画本やビデオが天井まで積み上がるほどでした。宮崎駿より、『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督に影響を受けましたね。今の私があるのは、日本のアニメのおかげです〉
私生活では日本好きの文氏は、なぜ反日的な政策をとるのだろうか。日韓関係に詳しいジャーナリストの高月靖氏が語る。
「文氏はもともと民族主義的傾向が強く、以前から日本に対し強硬的な姿勢をとっていました。朴槿恵(パク・クネ)政権では日本の植民地時代をやや肯定的にとらえた教科書が採用されましたが、文氏は大統領になるとスグに使用を禁止しています。ただ思想と趣味は別物。文氏は’50年代生まれで日本に統治されていた時代を知りません。頭では植民地時代は悪だと考えていても、急成長していた日本文化への憧れは強い世代なんです」
もう少し日本好きを前面に出せば、日韓関係もスムーズに行くかもしれないが……。日韓関係悪化の波紋はまだまだ広がりそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190803-00010002-friday-pol