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【悲報】昆虫は恐竜のように絶滅する…独アマチュア団体が重大なデータを提示してしまう・・・

   


1: 名無しのスコールさん 2019/07/14(日) 02:23:14.77 ID:CAP_USER.net
昆虫は恐竜のように絶滅する…独アマチュア団体が重大なデータを提示
https://www.afpbb.com/articles/-/3233680
2019年7月13日 11:00 発信地:クレーフェルト/ドイツ [ ドイツ ヨーロッパ ]
AFPBB News

(記事全文です。写真はソースに合計21点あり)

【科学(学問)ニュース+】


(写真)ドイツ西部クレーフェルトで、捕虫器から採集した昆虫が入っている容器(2019年5月9日撮影)。(c)INA FASSBENDER / AFP

【7月13日 AFP】30年近くにわたって世間から変人扱いされながら、ドイツ・ライン(Rhine)地方の田園地帯で捕虫器を仕掛けてはこつこつと8000万匹の昆虫を採集してきた。そんな昆虫学愛好家グループの彼らが今、世界に誇れる貴重な科学的データを提示している。恐竜が絶滅して以降の地球上で最悪規模の絶滅期を昆虫が迎えているという、ある証拠だ。

 地球の生物種全体の3分の2を占める昆虫の個体数は、驚くべきペースで減少しており、食物連鎖や生息環境に破滅的な影響がもたらされると、研究者らは指摘している。

 ドイツ西部クレーフェルト(Krefeld)で活動するアマチュア昆虫学会(Amateur Entomology Society)のマルティン・ソルグ(Martin Sorg)会長とボランティアグループは、長い年月をかけて昆虫を採集してきた。本部の建物の中では、そうした標本が数え切れないほどのエタノール瓶の中で浮遊している。

 それぞれの瓶には、捕虫器ごとに一定期間内に採集した昆虫が入っており、30年近くにわたってこうして捕獲した昆虫をそれぞれの箱に収めたコレクションもある。

「1982年から捕虫器を自作し、同じ大きさ、同じ素材で規格化して管理してきた。捕虫器は、ずっと同じ63か所に仕掛け、同じペースで回収する」と、ソルグ会長は説明した。

 こうして行ってきた昆虫採集調査の結果に、ソルグ会長は肝をつぶしている。この地に生息する飛行昆虫の全生物量(生物体の総重量)が調査期間内で76%も急減しているのだ。

 この急速な減少を示すために、実験技術者が2本のエタノール瓶を手にした。1994年の瓶に入っている昆虫の重さは1400グラム。一方、最近採集した瓶は300グラムしかない。

「昆虫が減ってきていることの深刻さに気付いたのは2011年になってからだが、それ以来、年々悪化している」と、ソルグ会長は話す。

■取り返しのつかない段階に達すれば、多様性の永久的な喪失に

 当時、このニュースは生態学界以外では大きな話題になることはなかった。生物多様性の損失をめぐる懸念はもっぱら、世間の関心が高い大型の哺乳動物に集まり、クレーフェルトで行われているような環境モニタリング調査は、風変わりな趣味と見なされ、科学界からはほとんど相手にされなかったのだ。

 昆虫の個体数急減のはっきりした原因についてはまだ明らかになっていないが、オランダとの国境地帯で鳥類の個体数減少を調査しているハンス・デ・クローン(Hans de Kroon)教授(生態学)は、「原因は人為的なものだ。これには疑いの余地はない」と話している。

「最大の懸念は、取り返しのつかない段階に達することだ。そうなれば、多様性の永久的な喪失につながる」

 クレーフェルトの調査結果は、オーストラリアのシドニー大学(University of Sydney)とクイーンズランド大学(University of Queensland)の研究者らが発表したメタ研究で中心的な役割を演じた。

 両大学の研究者らは、中米コスタリカから南フランスまで、世界各地の昆虫相(特定の地域に生息する全昆虫)に関する過去40年の73の研究を初めて統合した研究結果を今年2月に発表した。

 研究チームは、全体の40%を超える昆虫種が絶滅の危機にさらされており、毎年1%が新たに絶滅危惧種の仲間入りをすると推定。恐竜の絶滅以降で、「最大規模の絶滅事象」と指摘している。(c)AFP/Daphne ROUSSEAU

引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1563038594/

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