「日本人女優には絶対に無理な役を韓国人女優がやった」と韓国人が自画自賛 そんなわけない!と反論殺到
2019年6月24日、韓国・中央日報は「女優シム・ウンギョンが、安倍政権の暴走を告発する社会映画で日本映画界にデビューする」と伝えた。
記事によると、28日に日本で公開される藤井道人監督作品「新聞記者」で、シム・ウンギョンは日本人の父と韓国人の母を持つ米国育ちの熱血新聞記者・吉岡エリカを演じている。物語のモチーフは「家計学園事件」で、政権の疑惑を暴こうと奮闘する吉岡エリカと、これを阻止しようとする若きエリート官僚・杉原拓海(松坂桃李)の姿を描く。
記事は、この作品について「試写会以降、日本のメディアからは『私学財団スキャンダルに再び火をつける問題作』という評価が出ており、関連討論会が開催されるなど社会的関心も高い」と伝えている。吉岡エリカというキャラは「東京新聞の望月衣塑子記者をモデルとしている」と紹介し、「望月氏は、記者会見で安倍政権にとって不快な内容を集中的に、執拗(しつよう)に質問したことで有名」と説明している。また、日本スクリーンデビュー作が「安倍政権の恥部を暴く内容」となったが、シム・ウンギョン自身は「映画は映画に過ぎない」と、政治的論争とは距離を置いているとも伝えている。
シム・ウンギョンは主演したヒット作「サニー 永遠の仲間たち」「怪しい彼女」が日本でも公開され、リメイクもされている。他にも公開前の作品に複数出演しているほか、演劇の舞台に立つなど、現在日本での活動に力を入れているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「応援します」「ファイト!」「日本の右翼、嫌韓勢力から標的にされることが予想されるのに、出演を決断した役者に心からの声援を送ります」「最高のキャスティング」「演技力があり、歌唱力もあり、賢く志がある、非の打ち所のない俳優だ」「日本での活動には不利益を被ることもあるだろうに、頑張ってるんだな」など、応援のコメントが寄せられている。
一方で「日本人俳優が演じるには重い役なんだろう」「日本の女性芸能人には演じられないよ。政府が怖くて」「この役を引き受ける日本人がいなかったんだろうね」という意見も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)
https://www.recordchina.co.jp/b723827-s0-c10-d0144.html
Record China 2019年06月26日 07時20分
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