韓国公務員の初歩的ミスで不吉すぎる光景が広範囲で爆誕 手抜きが横行していた事実が露呈
2019年6月18日、韓国・ニュース1は「仁川の赤い水道水現象は人災だった」として、その実態を報じた。
韓国の仁川市で先月末に赤い水道水が出る問題が発生した。その影響で現在は150校余りの学校の給食提供に支障が出ているという。
韓国環境部は今月18日に政府原因調査チームの中間調査結果を発表し「今回の問題は仁川市内の浄水場に原水を供給するソウル市内の取水場と加圧場が定期点検により稼動中止となり、近隣の浄水場の浄水を水系転換する過程で発生した」と説明した。通常この過程は十分な時間をかけて行われるが、わずか10分でバルブを開放したことから流速が増し、送水管に付着した水あかが洗い流されて水質が悪化したという。
また調査チームは、上水道を管理する仁川市が3年前にも同様の方法で水系転換をしていた事実も確認した。当時は問題が発生しなかったため、今回も無理な水系転換を強行したとみられている。
さらに「事故発生後の措置も不十分だった」と記事は指摘している。事故発生から14日後に初めて異物が出た浄水池の水質状態を確認し、水系転換の過程で濁度が上昇した事実を把握しながらも特別な措置を取らなかったという。
環境部関係者は「原因調査結果を基に再発防止策を7月末に発表する。必要であれば他の地方自治体の上水道管理状態も把握し、対策を講じる」と話しているという。
これを受け、韓国のネット上では1500件近くのコメントが寄せられている。「こんなすぐに分かることをずっと放置していたの?」「どうせ公務員や公企業は何もしなくても給料が出るもんね」「こんなに仕事ができないのに、仁川の公務員の福利厚生はトップレベルらしい。次からは大幅に削減してもらいたい」「答えは簡単。高位管理者を3人ばかりクビにしたらいいこと」など非難の矛先は仁川市に集中しており、「管理問題は一時的な現象に過ぎない。韓国の上水道体系をすべて見直すべき。20年以上経った建物のさび水問題も出ている」「国がこんな状況の中で戦争が起きたら国民みんな死ぬだろう。しっかり対応すべき」など警鐘を鳴らす声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=721911&ph=0&d=d0127
Record China 2019年6月19日 22:20