難民救助の英雄であるドイツ人船長が自業自得の自滅を遂げる イタリアが怒るのも無理はない
1:プティフランスパン ★:2019/06/17(月) 23:16:31.36 ID:cyeePZxo9
2019年6月17日(月)17時10分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12326_1.php
地中海で難民を救助してきたドイツ人船長ピア・クレンプ ARD-YouTube
地中海で難民を救助してきた「英雄」であるドイツ人船長が、違法行為を行ったとしてイタリアで裁かれようとしている。
起訴されているのは、地中海で難民救助活動をする非営利団体「シー・ウォッチ」の船長ピア・クレンプ(35)だ。彼女はこれまで、母国を逃れて地中海を渡ろうとする難民1000人以上を救助してきた。地中海を横断中に死亡する難民は、昨年だけで2200人を超える。
イタリアの港に到着し下船を待つ難民たち GUGLIELMO MANGIAPANE-REUTERS
しかし、イタリアの右派政権は国境を違法に越えようとする移民への処罰を厳格化しており、クレンプは違法移民を幇助したとして拘束、起訴された。有罪となれば、最長20年の刑と巨額の罰金を科される可能性がある。
一方で、多くの命を救ってきたクレンプを英雄と見なし、今度はクレンプを救おうという動きも広がっている。クレンプの釈放を求めるオンラインの署名活動には10万人以上がサインした。クレンプ本人も、国連の人道支援の方針に沿った活動を行ってきたと主張しており、有罪になれば欧州人権裁判所に提訴する意向を示している。
<2019年6月25日号掲載>
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