香港デモ事件でGoogle翻訳が恣意的な誤訳をやらかした疑惑が浮上 なぜこうなったのかさっぱりだ
香港が中国の一部になると「うれしい」? グーグル翻訳に臆測
大手IT企業、グーグルが提供する翻訳機能を利用して「香港が中国の一部になるのはとても悲しい」と英語から中国語に翻訳しようとすると、「とてもうれしい」と、逆の意味に翻訳される現象が起きていたことがわかりました。現在は正しく翻訳されるようになっていますが、原因をめぐってさまざまな臆測を呼んでいます。
SNS上では13日以降、グーグルの翻訳機能を利用して「香港が中国の一部になるのはとても悲しい」と英語から中国語に翻訳しようとすると、「悲しい」の部分が「うれしい」と逆の意味に翻訳されるというユーザーからの指摘が相次ぎました。
グーグルもこの問題を把握し、担当者は日本時間の14日午後1時半すぎに「なぜこのような訳になるのか調査中で、すぐに改善したい」とツイッターに投稿しました。
NHKが確認したところ、日本時間の午後8時の時点では正しく翻訳されるようになっています。
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正をめぐって若者らと警察の衝突が起きていて、SNS上では今回の現象について、何者かがハッキングしたのではないかなどの声があがっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190614/k10011953201000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190614/movie/k10011953201_201906142206_201906142206.html