「韓国はG20で唯一の主催国会談を行えない国になる」と専門家が憂慮 全世界からぼっち認定される
来月末、大阪で行われる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、韓日首脳会談が行われないかもしれないという見通しが日本国内で取りざたされている。東京のある消息筋が30日、「安倍晋三首相の首脳会談日程は分単位で決まっている。現時点では韓日首脳会談が実現する可能性は高くない」と語った。
日本の自民党の気流もこうした見通しを裏付けている。共同通信によると、29日の自民党外交部会会議ではG20サミット時に韓日首脳会談をしてはならないという意見が出たという。
同会議に出席した外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が「G20サミットには37の国、国際機関の首脳たちが首席する。安倍首相は優先順位を決めて個々の会談を行う」と報告したところ、中曽根弘文元外相は「日本は韓国に無視されている。G20サミットで文在寅(ムン・ジェイン)大統領がお見えになるのだろうが、毅然(きぜん)とした対応をとってほしい」と述べたとのことだ。
G20サミットで安倍首相は米中露の首脳のほか、新興経済国の首脳、欧州連合(EU)執行委員長らとの会談日程を調整していることが分かった。
韓国大法院(最高裁判所)の強制徴用判決など、両国間の対立を理由に安倍首相が文在寅大統領と個別に会わないとなると、ややもする韓国は「主催国と二国間会談を行えない唯一の国」になりかねない。
外交消息筋は「韓国の『ひとりぼっち外交』説が拡大するだろう」と語った。
31日から来月2日までシンガポールで開催される第18回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)でも韓日国防相会談の開催が難しいことが分かった。韓国国防部(省に相当)は30日、「鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)はシャングリラ会合に出席する」としながらも、韓日国防相会談の開催については答えられなかった。韓米国防相会談もシャングリラ会合後の来月3日にソウルで行われる予定だ。
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