解放された安田純平が日本や関係国に恩を仇で返す最悪展開が発生 日本は交渉しようとしなかった
ジャーナリストの安田純平氏(45)が3日、ツイッターを複数回更新し、自身のシリア解放劇を振り返った。
昨年10月、シリアで武装勢力に拘束されていた安田氏は、3年4か月ぶりに解放されて帰国した。
安田氏の救出に当たっては、日本政府の外交努力や関係諸国の協力があったとされる。
しかし、安田氏はこうした見方を否定した。
「香田さん、後藤さん、湯川さんを救出しなくても内閣支持率が上がる国が、支持されてきた方針を変えて救出? 救出したならなぜ3年4カ月もかかった? 交渉に必須の生存証明をなぜ一度も取らなかった? 事実に基づいた分析も検証も何一つされていない。救出したことを示す事実も一切出てきていない」とツイートした。
解放の際、身代金が支払われたとする一部の報道も改めて一蹴した。
「『身代金なしで解放されるわけがない』というのはただの思いこみでしかないのに、思い込みのままNGOのデマだらけの話をそのまま報道してしまった」と指弾した。
「思い込みで書いてしまったらそれは報道ではないわけで、その後の検証や分析を期待しているのですが、今のところ見当たりません」と日本メディアの取材不足に不満を募らせた。
金銭の動きがなく解放されたことに自信を漂わせ「交渉しないという方針は日本政府は絶対に崩していない」と断言。
武装組織との交渉には生存証明が必要との主張を繰り返し「生存証明なしで(身代金を)払うなんて、どの国が仲介しようと建て替えようとそれこそあり得ません」とカタールなどが肩代わりしたとの説も却下した。
https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20190503-00000001-tospoweb-ent