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新紙幣に関するデマ情報をサヨク界隈が拡散していると判明 大した額ではない

   


1:師範 ★:2019/04/10(水) 19:03:11.29 ID:1iPmE2Af9

◆ 「安倍政権は天文学的な金額の利権を求めて紙幣の刷新を決めた」Twitterでデマ広がる

「安倍政権は紙幣識別機の交換から発生する天文学的な金額の利権を求めて紙幣の刷新を決めた」。こんなデマが『Twitter』で4月9日に発信され、広まっています。

きっこ @kikko_no_blog 15:17 - 2019年4月9日
何で安倍政権は、特に必要に迫られてもいないのに紙幣の刷新を決めたのか?
答えは簡単、紙幣を刷新すれば日本全国の自販機や券売機や自動レジなど
すべてに内蔵されている「紙幣識別機」を全部交換する必要が生まれ、
そこに天文学的な金額の利権が発生するからだ。
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1115499038583844864

デマの発信元は著名ブログ『きっこのブログ』を運営するきっこさん。彼女は現政権に対して批判的なことで有名ですが、だからと言って証拠もなしにこうしたデマを広める行為は許されるべきではありません。

■ 紙幣の刷新は偽造防止のため20年ごと

紙幣の刷新は、偽造防止を目的に約20年ごとに行われています(参考:紙幣刷新、約20年ごとに 偽造防止が大きな狙い:日本経済新聞)

1946年:紙幣発行
1950年:千円札(聖徳太子)発行
1958年:1万円札(聖徳太子)発行
1963年:千円札(伊藤博文)発行
1984年:紙幣刷新(福沢諭吉、新渡戸稲造、夏目漱石)
2000年:2千円札(守礼門)発行
2004年:紙幣刷新(福沢諭吉、樋口一葉、野口英世)
2024年:紙幣刷新予定(渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎)

新券の歴史はまだ浅いため「20年ごと」が伝わっていなかったのかもしれませんが、1963年に現在使われている額面の紙幣が出てから、1984年、2004年、そして2024年(予定)と約20年ごとに行われています。2004年の紙幣刷新でも、日本銀行は当時、偽造を防ぐために様々な工夫を施していることを発表していました(参考:新しい日本銀行券(一万円券)の偽造防止技術について : 日本銀行 Bank of Japan)。2024年の紙幣についても、「高精細すき入れ(すかし)」や「最先端技術を用いたホログラム」など、すでにいくつかの偽造防止技術が明らかにされています。

■ 通貨は偽造されていたのか?

前回の紙幣刷新は2004年に行われましたが、当時、通貨の偽造は増えていたのでしょうか?この疑問を解決するため、警察庁による偽造通貨の発見枚数のデータを紹介します。

データを見ると、2002年から偽造通貨の発見枚数が急増していることがわかります。2002年8月に紙幣刷新が発表されたことを考えると、偽造防止のための急務だったとも言えます。

新しい紙幣が発行された2005年には、偽造通貨の発見枚数が減っていることを確認できます。ちなみに2005年から2018年までの推移は以下の通りです。2011年から発見枚数はかなり減っています。2024年の紙幣刷新までに、偽造防止技術が破られないことを願うばかりです。

■ 天文学的な利権なのか?

続いて「天文学的な利権」と言われている紙幣識別機の交換にかかるコストについても調べてみました。今回の紙幣刷新では、1.3~1.6兆円のコストがかかるとみられています。前回の紙幣刷新では7,000~9,600億円と試算されていました。

我々のような一般個人からするととても大きな金額です。しかし、どちらもGDP比で0.1~0.2%内に収まっているとの報道でした(2004年の国内名目GDPは502兆7,608億円)。それを考えると前例通りであり、天文学的な利権が発生しているとは思えません。仮に発生しているのであれば、証拠を示すべきです。現政権を批判したいのはわかりますが、デマを流すのはやめましょう。

※記事を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい。

Yahoo!ニュース(篠原修司) 2019/4/10(水) 12:36
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20190410-00121772/


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