「江原道火災の被害復旧に最低20年はかかる」と韓国専門家が断定 長ければ100年以上は必要だ
(動画=Youtube )
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今回の江原道(カンウォンド)の山火事で、白頭大幹にはまた一つ大きな傷跡が残りました。
生命の痕跡が消えた山林を再び修復するには、20年経っても難しいという分析が出ています。
キム・ヒョソプPDです。
<リポーター>
真っ黒に変わり果てた山の尾根。木の葉は全て燃え尽き、枝だけが見すぼらしく並んでいます。
数十年間山を守ってきた巨木は根だけ残り、周辺は爆撃を受けたかのように荒れ果てています。
山林当局は、今回の山火事で灰になった山林を元の状態で戻すには、少なくとも20年以上はかかると見ています。
国立山林科学院の研究結果を見れば、火事が起きた森の渓谷に魚類が再び戻って来るまで3年、蟻は13年かかります。
山林の場合、生態系よりも回復に多くの時間が必要です。
松林の高さは20年経っても、山火事以前の30%水準に過ぎないのです。
山火事が起きて20年経っても、火事が起きる前の状態に山林を回復するのは不可能だという意味です。
実際に去る1996年に山林3700㌶を焼いた高城(コソン)の山火事の場合、20年経った今までも回復中です。
14年前の2005年、洛山寺(ナクサンサ)まで飲み込んだ江原道(カンウゾンド)襄陽(ヤンヤン)の山火事は、被害地域に植林するだけで3年以上かかりました。
土壌を元の水準に戻すには、100年以上必要であるというのが山林当局の判断です。
少なくとも20年、長ければ100年以上。
このような理論的な回復期間とは別に、実際に生命の痕跡を蘇られさせる事ができるのか、今のところ予測させ難しい状況です。
聯合ニュースTV、キム・ヒョソプでした。
ソース:NAVER/聯合ニュースTV(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=161&oid=422&aid=0000369195