韓国の経済統計が史上最悪の新記録を達成して関係者騒然 他の指標も軒並み悪化中
聯合ニュース 記事転送2019-03-29 08:16
先月の産業生産が前月より1.9%減少し、5年11ヶ月ぶりに最大の減少幅を記録した。
ここで、消費と投資も伴って減少し、景気動向指標の悪化も続いた。
統計庁が29日に発表した「産業活動動向」を見ると、2月の全産業生産指数(季節調整系列)は、前月より1.9%減少した。
2013年3月(-2.1%)以来5年11ヶ月ぶりに最大の減少幅である。
前月と比較した全産業の生産は、昨年11月に1.0%、12月に0.3%とそれぞれ減少したが、今年1月に0.9%反発した後、2月に再び減少に転じた。
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消費を示す小売売上高は前月より0.5%減少した。 昨年12月に0.2%減少して今年1月に0.1%増加したが、2月に再び減少した。
2月の下げ幅は昨年9月(-1.7%)以来最も大きかった。
設備投資は前月より10.4%減少した。 2013年11月(-11.0%)以来、5年3ヶ月ぶりに最大幅の減少幅である。
設備投資も、昨年11月に-4.7%、12月に-2.8%と減少が続いて行って、今年1月に1.9%と反発した後、2月に大幅な減少が示された。
このように、生産と消費、投資が同時に減少する「トリプル減少」が現れたのは、昨年12月以降2カ月ぶりだ。
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現在の景気状況を示す指標である同行指数循環変動値は前月より0.4ポイント下落し、11カ月連続で下落を続けた。2017年12月(-0.5ポイント)以来14ヶ月ぶりに最も大幅に下落した。
今後の景気を予測する指標である先行指数循環変動値も0.3ポイント下がり、9ヶ月連続で下向き曲線を描いた。
この二つの指標が9カ月連続で同伴して下落したのは関連統計が提供された1970年1月以降初めてだ。
キム・ボギョン統計庁産業動向課長は「これまでの成長を導いた半導体の生産が減少し、自動車も良くないなど、製造業全体でマイナスを記録した」とし「正月の効果と、1月基底効果もある」と説明した。