「尖閣と竹島を日本領土だと記載させるな」とマスコミが主張開始 トンデモすぎる言い分に読者絶句
1: ◆mZB81pkM/el0 (茨城県) [US]:2019/03/28(木) 08:01:26.52 ID:xVfkIi3Q0 BE:844481327-PLT(12345)
<社説>「固有の領土」明記 教育の政治化を避けよ
文部科学省が2020年度から使われる小学校教科書の検定結果を発表した。
小学校5年用、6年用の社会の全6点で、沖縄県に属する尖閣諸島(石垣市)と竹島(島根県)を初めて日本の「固有の領土」と明記した。領土問題は近隣国と摩擦を生んでいる複雑な問題である。学校現場で児童生徒に考えさせることは大切だが容易ではない。愛国主義的な立場で時の政権の政治方針を刷り込もうという「教育の政治化」になるなら問題だ。
教育に政権の意向を反映させようという流れは2006年から加速した。第1次安倍政権が教育関係者らの強い反対を押し切って、愛国心教育を強調する形で教育基本法を全面改定した。
<中略>
尖閣諸島も竹島も、中国、韓国がそれぞれ自国の「固有の領土」と主張している。尖閣には領海や接続水域への中国船の侵入が繰り返されている。今回の検定で、韓国外務省がすぐに駐韓日本大使を呼んで抗議した。何をもって「固有の領土」とするのかには双方の言い分があり、一方的に主張しても解決しない。そのような現実を小学校の学びの場でどう伝えるのか、現場の努力が求められる。そして、排外主義につながる教育にならないよう警戒が必要だ。