「一体だれが我々の安全に責任を持つのだ?」と韓国が米韓演習廃止に激怒 端金を惜しむんじゃない
韓米国防当局が今年から韓米合同演習であるキー・リゾルブとフォール・イーグルを廃止すると発表した。
指揮所演習であるキー・リゾルブは、これまで防衛、反撃のための演習をそれぞれ1週間ずつ実施してきたが、今年からは「同盟演習」と名前を変え、防衛演習だけを1週間実施する予定だ。野外機動演習であるフォール・イーグル演習は今年半ばに実施する小規模な部隊合同演習に取って代わられる。
毎年8月に実施してきた乙支フリーダム・ガーディアン演習が昨年から実施見送りとなったのに続き、キー・リゾルブ、フォール・イーグル両演習まで廃止され、韓米連合司令部レベルでの3大演習が全てなくなることになる。
韓米軍当局は3大演習を行わなくても確固たる合同防衛態勢を維持できると説明した。国民をばかにした言葉遊びだ。演習を行わない軍隊は軍隊ではない。在韓米軍の元司令官は「演習ができないのならば、同盟を解体した方がましだ」と話した。軍にとって演習はそれほど重要なのだ。
韓米合同での防衛体制が大隊級以下の数百人単位の演習だけで維持されるとすればそれは魔法だ。
昨年6月のシンガポールでの第1回米朝首脳会談で、トランプ米大統領が韓米演習の中断を発表した際には、北朝鮮が核廃棄を決心し、実行に移すように促すための手段かのような説明だった。
だとすれば、今回のハノイでの第2回米朝首脳会談で北朝鮮の非核化意思が偽りだということを確認したのだから、棚上げしていた乙支演習も再開するのが当然だ。ところが、逆に残りの演習までも廃止するというのだ。
トランプ大統領は、ハノイでの首脳会談決裂直後の記者会見で、「韓米合同演習を再開するのか」との質問に「軍事演習はカネがかかりすぎる」と発言していた。米国の大統領の認識からしてこれだ。
トランプ大統領は合同演習のたびに1億ドル(約112億円)の費用がかかるかのように発言したが、実際の演習費用はキー・リゾルブ、フォール・イーグルが200億ウォン(約19億9000万円)、乙支演習は150億ウォン程度だ。
トランプ大統領は次期大統領選までに金正恩(キム・ジョンウン)が核・ミサイル実験を行わないことを業績とするため、演習廃止を決めたとみられる。北朝鮮の核・ミサイル実験は開発が終了したから取りやめたのであって、韓米が演習を行わないからやめたわけではない。
韓国軍は昨年9月19日の南北軍事合意で無人機の飛行禁止など空中偵察能力を無力化する譲歩を行った際、韓米合同戦力による北朝鮮に対する最新の監視能力が下支えするので問題ないと説明した。
ところが、韓国が信用するという在韓米軍の統帥権者は軍事演習もやるなという。正常な韓国政府ならば、軍事演習をやめてはならないと強く阻止するのが当然だが、現政権はまるで待っていたかのように呼応し、演習を廃止した。
水素爆弾数十個を手にしている北朝鮮には非核化の意思そのものがないことが確認済みなのに、大韓民国の安全保障に誰が責任を持つというのか。
2019/03/04 09:46
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/04/2019030480023.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/04/2019030480023_2.html
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