反日で有名なソウル市長が国連制裁をガン無視した新事業を開始 南北統一は何よりも優先される
250億ウォンの南北交流協力基金を追加
大同江の水質改善、太陽光施設の設置、スマートシティー構築などの支援計画
ソウル市が今年、南北の平和と統一を先導したいとして、250億ウォン(現在のレートで約24億4000万円、以下同じ)規模の南北交流協力基金を追加することが7日までに確認された。ソウル市が2004年に同基金の整備を始めて以降、最大の規模だ。今年の南北交流事業計画には、大同江の水質改善を目的とした平壌の上・下水道近代化支援(10億ウォン=約9800万円)、平壌スマートシティー・プラットフォーム構築(10億ウォン)、平壌交響楽団招請など文化芸術交流(31億8000万ウォン=約3億1000万円)、開城市太陽光施設支援などが含まれている。
国会行政安全委員会所属の趙源震(チョ・ウォンジン)議員室(大韓愛国党所属)を通して本紙が入手した資料によると、ソウル市は今年250億ウォンを追加し、計392億ウォン(約38億3000万円)の南北交流協力基金を保有することになった。市はこのうち150億5000万ウォン(約14億7000万円)を今年支出する計画だ。市が同基金を大規模に追加するのは14年ぶり。04年と05年にそれぞれ100億ウォン(約9億8000万円)ずつ整備した後、ほとんど追加は行われなかった。こうした雰囲気は、昨年9月の朴元淳(パク・ウォンスン)市長訪朝後に一変したという。当時、平壌南北首脳会談の特別随行員として訪朝した朴市長は「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が大同江の水質について話をした。ソウル市は漢江の水質浄化などで経験があるので、協力したいと言った」と語っていた。
一方、市の基金を利用した協力事業は国際社会の北朝鮮制裁に違反するという指摘もある。 市関係者は「南北合意や制裁などを考慮し、長期的に見てソウル市民の役に立てるように協力を推進したい」と語った。
イ・ヘイン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/08/2019020880047.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/02/08 10:26