経営危機のドイツ銀行が他行との合併を迫られる末期的事態に突入 業績が改善されなければ実現する
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-31/PM6WP46KLVR501?srnd=cojp-v2
ドイツ銀:年央にコメルツ銀と合併も想定、再建不調ならー関係者
Steven Arons、Birgit Jennen
2019年1月31日 19:17 JST
更新日時 2019年1月31日 21:15 JST
幹部らは2019年1-3月の業績が鍵と考えている
ドイツ銀は2月1日に18年10ー12月の決算を発表
ドイツ銀行の業績立て直しの時間切れが迫る中、最高幹部らは年央までに政府の仲介によるコメルツ銀行との合併が実現する可能性も想定している。
幹部らは、2019年1-3月(第1四半期)に明確な業績の改善が見られない場合、コメルツ銀との合併が唯一の選択肢となる可能性があると恐れている。幹部らの考えについて説明を受けた関係者らが明らかにした。
ドイツ銀は2月1日に、18年10ー12月(第4四半期)の決算を発表する。同四半期は厳しい市場環境に加え、11月に大きく報道された警察による家宅捜索が業績に悪影響を及ぼしたと既に明らかにしている。
ドイツ銀の広報担当者、独財務省はコメントを控えた。
M・M・ウォーバーグのアナリスト、アンドレアス・プレジエ氏は「これが本当なら、ドイツ銀の状況は外から見るより悪いに違いない」とし、「この時点でのコメルツ銀との合併は理にかなっていない。顧客拡大につながる可能性がほとんどない」と話した。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は自身の再建計画の成果が現れるまで待つ「忍耐」をこいねがっているが、最近ではドイツ銀と政府の接触頻度が増し、最終的なコメルツ銀との合併の臆測が強まっている。
両行の合併は良い解決策ではないとみる人は多いものの、ドイツ政府は景気が減速して事態が悪化する前にゼービングCEOがドイツ銀を立て直すことは不可能と考え、合併を考えていると政府の思惑について知る関係者が述べた。
フランクフルト時間午後0時12分現在、ドイツ銀株は3.5%安。コメルツ銀は3.7%安。
