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欧米リベラル学会の杜撰な審査体制が暴露され権威が失墜中 詐欺同然の代物が平然と通った

   


1:ガーディス ★:2018/10/13(土) 17:43:57.00 ID:CAP_USER9

「ドッグパークは、犬の間の『レイプカルチャー』をまん延させる培養皿の様相を呈している」とする偽論文

【 ワシントンAFP=時事】米国の研究者3人が、ばかげた研究結果を記した偽の論文を複数の社会学系学術誌に掲載し、出版側のイデオロギー的バイアスやずさんな審査の実態を暴くことに成功した。3人が執筆した偽論文20件のうち7件は、執筆者らの研究について審査する査読委員会による承認を経て、各学術誌への掲載が認められた。

 このうち「ヘレン・ウィルソン」の名前で執筆された「ドッグパークは、犬の間の『レイプカルチャー』をまん延させる培養皿の様相を呈している」とする偽論文は、今年5月、女性をテーマにした人文地理学専門誌「Gender, Place and Culture」に掲載された。この論文は、男性も犬のように訓練すれば、性暴力の発生件数を減らせる可能性があると論じていた。

 偽の研究論文の発表は、目新しいことではない。最も悪名高い例の一つが、物理学者アラン・ソーカルの論文だ。これは、物理学と数学の側面に関する文化的、哲学的な問題について書かれたもので、1996年にカルチュラルスタディーズ系の学術誌に掲載された。

 だが今回の偽研究の目的は、ジェンダーや人種、性行動といった激しい論争を引き起こす可能性のある社会問題をテーマにした論文が、十分な審査を経ずに掲載されている現状を暴くことにあった。

 偽名で論文を発表した執筆者らには、この分野の学者たちには、論文の内容がどんなにばかげたものであっても、それが白人男性による支配を糾弾するものである限り受け入れる傾向があることを証明する意図があった。

 執筆者の一人であるジェームス・リンゼー氏は、今回のプロジェクトについて暴露した動画の中で「ひどくばかげたアイデアを今流行っている政治問題と絡めて、非常に高水準の偽論文に仕立て上げれば、まっとうな論文であると認識され得る」と述べている。

 2010年に米テネシー大学で数学の博士号を取得したリンゼー氏は、今回のプロジェクトに1年半の間、全力を注いできた。

 このプロジェクトで学術誌に掲載された偽論文の中には、本人の同意を得ずにその女性のことを考えながら自慰をする男性は性的暴行を犯していると考え得るという分析や、ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラー著「わが闘争」の一部をフェミニズムの観点から書き換えたものなどがあった。またドッグパークに関する論文では、執筆者らは1万匹近い犬の生殖器を調べたと主張していた。

■倫理規範の侵害?

 これらの偽論文に対し、ツィッターでは冗談や冷やかしの声が多く寄せられた。だが研究者らは、偽執筆者らのこうしたやり方や倫理観、また標的とされた分野全般について一般化されて捉えられてしまう可能性などに大きな懸念を抱いている。

 論文の質や不正に関する問題は人文系の学問だけに限定されるものではなく、また比較的権威の低い学術誌だけにとどまるものでもない。一流の学術誌であっても、論文の撤回は頻繁に行われており、その中には著名な研究者が執筆したものもある。

 だが英サセックス大学のアリソン・フィップス教授(ジェンダー研究)は、英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの中で、今回のケースでは研究者らは明らかに、自ら主張するような「誠意ある批判」に取り組んではおらず、むしろ「実際は、彼らが(学術的ではなく)政治的に異議を唱えている分野を間接的に攻撃することを目的としている」と非難している。

 今回の偽論文の発表には、米ポートランド大学のピーター・ボゴシアン教授(哲学)とオンライン雑誌「AreoMagazine」のヘレン・プラックローズ編集長の2人も関わった。同サイトには、偽論文に関する同研究についての詳細な報告が掲載されている。同報告はまた米紙ウォールストリート・ジャーナルにも発表された。

 なお、犬に関する論文は、執筆者の「ヘレン・ウィルソン」が実在しない人物であることを出版社側が把握した時点で撤回されている。【翻訳編集AFPBBNews】
https://www.jiji.com/sp/article?k=20181012037763a&g=afp
https://www.jiji.com/news/afpnj/photos/AFP037763_00.qui.jpg

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