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実家に帰ったら親がネトウヨになってた、とTwitterで絶望する人が続出? いずれネトウヨも正気に返る

   


1:クロ ★:2018/08/02(木) 22:53:31.70 ID:CAP_USER9

一冊の、リアリティに満ちた小説が話題になっている。ネット右翼に関する鋭い考察で知られてきた気鋭の文筆家・古谷経衡氏による初の小説作品――その名も、『愛国奴』。この10年ほどの間に一気に表面化し、「ネトウヨへのアピール」そのものがビジネスとして成立してさえいる今、そうしたネトウヨの“内実”を描いた本書は見逃すことのできない一冊だ。小説をきっかけとしながら、古谷氏に愛国ビジネスが盛り上がる要因と対処法を尋ねた。

「これは訴えられるんじゃないですか?」と言われた(笑)

―― 『愛国奴』、とても面白く拝読しました。今回、「クリエイティブ×ビジネス」をテーマとするFINDERSがなぜインタビューをさせていただきたいかといいますと、まずはネット右翼がどういう人たち・層なのか伺ったうえで、小説で描かれていた愛国ビジネス、ビジネス右翼という存在についてお聞きしてみたいと思ったんです。

古谷:なるほど、そこでビジネスとつながるわけですね。

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古谷氏初の小説となった『愛国奴』(駒草出版)。あらすじは「知的下流社会に響く、ネトウヨ狂想曲。あなたの知らない「保守」の世界。ちょっと右寄りなオタク青年だった南部照一。自身が身を置く保守業界で、血で血を洗う「保守内戦」から始まるドタバタに巻き込まれていく…」というもの。

―― はい。それに加えて、最近Twitterなどネットを見ていると、「家族や友人、恋人がいきなりネット右翼になってしまって困っている」という書き込みをよく見かけるな、と思いまして。

古谷:ありますね。実家に帰ったら、親がネトウヨになっていたとか(笑)。

――そういう人にどう対応すればいいのか、“治し方”はあるのか? といったようなお話も伺えればと思います。まずは今回初めて、小説を書かれるに至ったきっかけを教えていただけますか。

古谷:もともと僕は大学時代に文芸サークルに入っていて、文芸誌の『群像』とかの新人賞に応募するようなタイプの、文学崩れ野郎だったんです。だから、小説家を書きたいという野心はありまして。

―― そうだったんですね。

古谷:なので、小説を書く際には新規性・驚愕性のあるもの、つまり「右側からこういう小説は絶対出ないだろう、から書いてみよう」ということで、本書の構想も3年ぐらい前からあったんです。でも最初は半自伝も含めたノンフィクションで、“ネット右翼の真実”みたいな内容にしようと編集者とも話をしていて、途中まで出来上がってはいたんですよ。

―― それがなぜ小説に切り替わったんですか?

古谷:ただ、それを途中まで編集者と二人で読んで、「これは訴えられるんじゃないですか?」と言われた(笑)。

―― 事実だとしても法的にきわどいエピソードが数多く入るであろうと(笑)。

古谷:僕も「確かにそうだよな」と思って(笑)。それで「いっそのことフィクション、小説で思い切りやったほうが面白いんじゃないか」という話になったんです。

登場人物や出来事のモデルは、それこそビジネス右翼を含めてたくさんいるんですが、複数の人物を統合させたり、分割したりしています。その上で、エンタメ的に、こうした世界をまったく知らない人でもシンプルに、醜い男たちの世界を面白いと思ってもらえるような創作要素をかなり入れました。

つづく

FINDERS
https://finders.me/articles.php?id=306

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