「飯がまずいと平気で残される」妻の悩みに共感集まる・・・
その日のメインである”鶏肉とキノコのソテー”を「ほぼ全部残された」と始まり、夫は付け合せの”パプリカとニンジンのピクルス”の「パプリカだけ」を食べたという。
どこかよそで食べてきたわけではなく、
「ニンジンは別に好きじゃない、鶏肉はパサパサしてた。」
とのこと。妻は十分美味しかったらしいが、味覚の違いで仕方がないのか…?と疑問符の中に怒りがにじむ。(文:篠原みつき)
共働きの子持ちなのに残した皿を下げもしない、自称「グルメ」な夫
夫婦は共働きで1歳の子どもがいるというが、夫は残した食事を片付けもしない。仕事に加えて家事、育児もこなしながらトドメが夫の「全残し」とはツラすぎる。
さらに腹が立つのは夫が「グルメぶる」ことだという。「薄味が好き」と言いつつ、いつも味の濃い料理ばかり食べ、ポテトチッ
プスやカップラーメンなどのジャンフードを好む。放っておけば野菜は食べず、少しでも骨のついた魚は丸々残すという。要するに、お子様である。
ハンバーグやカレー、肉じゃがなどをリピートすれば問題はないというが、作る方だって飽きてくるってもんである。
これに対して同情する人は多かった。500以上のブックマークのコメントには、「うちと一緒だ」など、嫁に共感する声が圧倒多数だ。
「文句があるなら自分で作れ派です」
「残すということ自体に全く罪悪感を持ってなさそうなところが個人的にむりすぎた…… 」
「いるいる、グルメぶってるけど、旨いというものは味が濃いものばかりな人達」
なかには、「うちは作ってもらったほうが片付けするルール」と書いたり、「味覚は個人差あるからねえ」と冷静な人もいる。ただ、大抵が「片付けぐらいしなさいよ」と夫に苦言を呈していた。
夫になんでも食べさせるのは諦めて、冷食や時短調味料を使おう
こういう話は結婚生活あるあるで、筆者も新婚当初、「アスパラガスの硬いとこ」(筆者許容範囲)を「これダメ〜これもダメ〜」とぽいぽ
い除けられた時の憎悪を忘れない。仕事で疲れて帰ってきて栄養を考えて必死につくったものを…と怒りで震えたものだ。
夫にしてみれば、「お母さんに文句言う」くらいの気分で残すのだろうが、嫁はお母さんではない。いやお母さんだって怒るけど。
これは夫婦間のコミュニケーションの問題をはらんでおり、大体は喧嘩しながらも合意ラインを見つけていくものだ。しかしこのご夫婦の場合、
妻が完全に疲れて諦めてしまっている。乱暴な意見かもしれないが、そんなときは冷凍食品か買ってきたコロッケでじゅうぶんである。今は、簡単便利な時短調味料、加工食品も数多く出回っている。