外国産アプリが『韓国人の嫌がらせに屈服して』日本風アイテムを削除。まだ活動していた模様
2018年04月12日13時15分
[中央日報/中央日報日本語版]
テレグラムで「在庫なし」となっている「Kamikaze Cat」ステッカー。(写真=インターネットカルムリ)
オンライン無料メッセンジャーアプリ「Telegram(テレグラム)」から、第2次世界大戦当時の日本軍特攻隊「神風(カミカゼ)」を素材にしたモバイルステッカーが消えた。韓国の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信(ソンシン)女子大学教授の要請による措置だ。
徐教授は「2016年11月ごろ、ネットユーザーの情報提供でテレグラムが『Kamikaze Cat(カミカゼ・キャット)』というステッカーを使用していたことを知り、会社側に電子メールで使用中止の要請を継続して送っていた」とし「1年余りが経過して最近確認した結果、『カミカゼ』という検索語は『Cat the PilotStickers(キャット・ザ・パイロットステッカー)』に変更され、ステッカーはテレグラム内では使用できないようになっている」と12日、明らかにした。
これまでテレグラムユーザーはカミカゼの意味を知らずにステッカーを開発したり、メッセンジャーにダウンロードして使っていた。だが、iPhoneやiPadなどのiMessage(アイメッセージ)では、まだカミカゼステッカーが使われていることが確認された。
徐教授は「テレグラムに続き、アップル側にもカミカゼの正確な説明とあわせて使用を中止してほしいとの要請を電子メールで引き続き送る考え」と明らかにした。
神風(カミカゼ)は、第2次大戦末期、旧日本軍が占領していたフィリピンに連合軍が上陸したことを受けて、これを防ぐために爆弾を装着した飛行機を飛ばして連合軍艦隊に体当たりの攻撃を加えた特別攻撃隊だ。日本では神風特攻隊員が今も英雄扱いされている。
一方、テレグラムはLINEやカカオトークなどのようなメッセンジャーアプリで、現在は英語・スペイン語・ドイツ語・韓国語など8カ国語の言語でサービスが行われている。1日の伝達メッセージは150億件を超え、月間使用者数は1億人を超えるという。
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