安倍退陣を主導する参院議員が『韓国に倒閣を約束する』最悪の状況に。露骨にアカと手を組んだ模様
日本ではソウルのように数百万規模のろうそく集会はない。それでも明らかなのは現在の安倍政権が危機に直面しているという事実だ。森友学園の国有地安値買い入れと関連して起きた公文書操作事件のためだ。この不正はパク・クネ大統領の国政壟断に比較される程の大事件だ。
(中略:経緯、支持率)
この問題と関連して野党・市民連帯を主導し安倍政権を圧迫する日本共産党の活躍が目立つ。同党が1922年の創党当時から植民地支配に反対し朝鮮の愛国者らと共に戦った歴史を持つことは韓国でもかなり知られた事実だ。安倍政権が「最終的、不可逆的合意」を主張する慰安婦問題と関連しても日本共産党は「両国間の合意は問題解決のための出発点に過ぎない」としてすべての慰安婦被害者が人間としての尊厳を回復してこそ解決するという立場を堅持してきた。
特に日本共産党には森友不正事件を問題化して全国的に注目された政治家がいる。森友学園所在地の大阪地方区、辰巳孝太郎(たつみ こうたろう、41)参議院議員だ。彼は昨年《朝日新聞》によって容疑がふくらんだ当時から安倍政権圧迫に全力を傾けてきた。
(中略:人物紹介「シネマキッド」だった)
彼は「韓半島情勢の変化によって米国に付いて行こうとする安倍の構想に支障が生じた」として「安倍政権が続けば、国際社会からの日本の孤立が深刻になるだろう」と憂慮した。
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▲辰巳孝太郎、参議院議員
森友学園問題に海外でも多くの関心が集まっている。市民の自発的な参加が活発だからだと思うのですがどうなのか?
辰巳議員-ロウソク革命当時、大韓民国国民のみな様も法治、すなわち法律によって国を治めるのではなく人治が行われた点に特に怒ったと思う。森友問題も同じだ。(安倍総理夫人)安倍昭恵という一個人が政策過程に影響力を行使した。法治ではなく人治、国政の私物化だった。合わせて政権退陣要求が登場したのは、このスキャンダルを通じて安倍政権の本質が再び明らかになったからだ。初めから安倍昭恵が森友学園に興味を感じたことは理事長だった籠池氏が「日王のために死になさい」という内容の教育勅語を暗唱させる教育方針を持っていたからだ。軍国主義を復活させようとする学校を安倍夫婦が後援したのだ。
第二次世界大戦以前、軍国主義教育は戦場に送られる子供たちを育てた。これまで、この様な歴史的誤りを繰り返そうとする安倍政権の体質によって積み重なった国民的不安感が限界点に達した。政権交替に対する展望が前例ないほど広がっているのもこの様な理由からだ。実際に東京で野党6党幹部が集まって通りで演説すると国民の反応がそのこれまでのどの時より積極的だった。また、世論調査にも現れるように保守層と浮動層の中でも「これはではいけないのではないか、安倍総理は辞任しなければならない」という声が出ている。安倍晋三を人間的に信頼できないということだ。安倍政権の明らかな危機状況だ。
▲2012年末以後「1ミリも動かなかった」安倍の極右的立場を見る時、今の雰囲気が非常に鼓舞的なことは明らかだ。しかし、内閣総辞職が成り立っても直ちに政府与党が変わるのは容易ではないでしょうに、今後の展望をどのように見ているのか?
辰巳議員-何より重要なのは、安倍晋三という人が総理職を維持しているこの様な状況で総選挙を行うことはできない点だ。昨年10月選挙も森友問題を隠すためのものだったからだ。現在の安倍政権が正当性を喪失したという認識はすでに国民の間に広く共有されている。歴史の時計の針を軍国主義へと後退させようとする彼に大きな影響を与えることは間違いない。
(中略)
安倍晋三は国際的孤立を自任している。これは非常に危険だ。第二次世界大戦当時、日本は国際社会で孤立し戦争へ駆け上がったからだ。この様な前てつを踏もうとするのが安倍だ。従って野党が力を集めて安倍晋三の危険性を国民に知らせ退陣させれば、アジア諸国と友好的な関係を構築する土台も用意されるだろう。
(後略)
ソース:ニューストップ(韓国語) 「安倍政権続けば第二次大戦の時のように日本孤立になること」
http://www.newstof.com/news/articleView.html?idxno=663