『日本が謝罪しないと日韓関係は壊れる』と韓国が必死の恫喝を開始。慰安婦像は韓国人が守り抜く
2018年1月4日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が元慰安婦の女性8人との昼食会を開き、「意思に反する合意をしたことを大統領として謝罪する」と述べた。韓国・tbsニュースなどが伝えた。
文大統領は15年末の日韓慰安婦合意について「真実と正義の原則に反するだけでなく、政府がおばあさんたちの意見を聞かず一方的に進めた内容と手続きは全て間違ったもの」と指摘した。その上で「両国間の公式合意だった事実は否定できないが、この合意により慰安婦問題が解決したということは受け入れられない」とし、「おばあさんたちの意見を政府の方針決定に役立てる」と述べた。
これに対し、元慰安婦の女性たちは「日本政府の謝罪を受けることが望み」と話し、日本に向けて「(慰安婦)少女像の撤去を求めているが、少女像が怖いのなら謝罪すればいい」と訴えたという。
また、韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官も同日、ラジオとのインタビューで、日韓慰安婦合意への政府の立場として「合意破棄を含む全てのことが可能」と述べた。
これについて、韓国のネットユーザーからは「本当に心の美しい指導者。文在寅を選んでよかった」「素晴らしい大統領。どうかおばあさんたちの望みをかなえてほしい」「文大統領を心から応援している」「大統領のおかげでおばあさんたちの心の傷が少し癒されたのでは?」など文大統領に対する称賛の声が寄せられている。
一方で「実際、合意破棄は不可能でしょ。朴槿恵(パク・クネ前大統領)の支持者たちが謝罪し続けるしかない」「政治に利用しないで。謝罪を引き出す自信もないのに、なぜそんなことが言える?」と指摘する声や、「被害者らは本当に再交渉を望んでいるの?」「合意の破棄を望んでいるのは、前政府を利用して支持率を上げたい文大統領なのでは?」と疑問を示す声も見られた。
その他、日本に向けて「過去をちゃんと反省するべき」「日本が謝罪しなければ日韓関係は壊れてしまう」「いくら抵抗しても無駄。少女像は韓国国民が守り抜くから!」などと主張する声もあった。(翻訳・編集/堂本)