韓国TV番組に出演したフランス人が『理不尽すぎる難癖』を喰らい反撃した模様。食べる物さえケチをつける
2017年12月25日、外国人の韓国旅行の様子を伝える韓国の人気番組にこのほどフランス人の一行が登場。旅の途中、彼らが韓国のパン店で朝食を楽しむ姿がネット上で物議を醸している。韓国・東亜日報など複数のメディアが報じた。
韓国MBC系列のバラエティー番組「ようこそ、韓国は初めてだよね?」で21日、フランス出身のタレント・ロビンとその友人3人の韓国旅行記2話目が放送された。最初の朝食を取ろうと、ロビンが母国の友人たちを案内したのは、韓国でも近年人気のベーカリーカフェ。そこでパンをメーンとしたフランス式の朝食を楽しんだ。
しかしこのシーンをめぐり、韓国のネットユーザーからロビンのSNSに「本当に申し訳ないが、すこぶる反応が悪い。普通、他国を旅行する際は、まずその国の文化や食べ物を調べて食べてみるのが礼儀ではないか」と指摘が入った。せっかく韓国を旅しながら、韓国ならではの味ではなくフランスでも食べられるパンを選択したことを問題視したのだ。
しかし、ロビンはこれに対し「パン店のことを言っているようだが、他国のパンはどんなものか、何で作られているのかフランス人はとても興味があるものだ。これも文化だと思う。比べることで文化的な差の話もできるから」と回答。
最後に「(あなたが)韓国から旅行に出る時は、絶対にラーメンを持って行かないで。礼儀に反するから」と付け加えた。韓国人が大好きなラーメンを外国で食べないように、との忠告だった。
このやりとりを受け、他の韓国の視聴者からは
「なぜ個人や少数派の考えだけで番組の反応を判断するの?」
「見たくなければ見なければいい。あえて個人的な不快感を伝える意味がある?」
「自分と考えが合わないと『礼儀に反する』。人によって考えも違うし、生き方も違うのだから強要するのはおかしい」
「同じ韓国人として恥ずかしい」
など、ロビンに指摘をした人物を批判する声が多く上がった。
こうした批判もあってか、その後、ロビンのSNSには同じ人物から「私がひねくれていたみたいです。本当にすみません」と謝罪の言葉があり、ロビンも「意見を言うのは自由だ。気分を害したわけではない。ただ(母国の)友達の気持ちを説明したかっただけだ」と返信し、騒動はようやく落ち着いた。
しかしネット上には「失礼」と指摘をした人物を擁護する声もあるようだ。これについて伝える記事には
「(彼らが)心から韓国の文化を感じていたようには思えない」
「なんだか韓国でフランスを感じようとしていて、あまり面白くなかった」
「これまで(番組に)韓国料理をよく食べる外国人ばかり出ていたから失礼だと感じたのかも」
など、視聴者の本音も多く寄せられていた。
2017年12月26日(火) 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/b234806-s0-c30.html