ぬこトレンド♪

トレンド速報をお届けしまぷ☆(*´ω`*)

雷から「反物質」が生成されるメカニズム、ついに解明へ 京都大学の研究チームが発表

   


1: ハンバーグタイカレー ★ 2017/12/24(日) 08:47:33.90 ID:CAP_USER9.net

http://www.sankei.com/smp/wired/news/171224/wir1712240001-s1.html

 自然界にはほとんど存在しないと考えられていた「反物質」が、雷という身近な自然現象によって大量に生まれている--。そのメカニズムが、京都大学の研究チームによって世界で初めて解明された。

地球上には、絶えず宇宙から高エネルギーの放射線が降り注いでいる。宇宙線と呼ばれるこれらの放射線は、超新星の残骸やブラックホール、そして中性子星が「加速器」の役割を果たし、高エネルギーの電子や陽子を生み出した結果と考えられている。

近年の観測では、こういった粒子の加速現象が、非常に身近な「雷」や「雷雲」で発生し、同様に高エネルギーの放射線(ガンマ線)を生み出していることが明らかになっていた。しかし、粒子がどのようにして加速されるのか、そして発生したガンマ線が大気中でどのような反応を起こすのかは、十分に解明されていなかった。

こうした課題に取り組んだのが、京都大学の榎戸輝揚特定准教授が率いる研究チームだ。彼らは2015年、雷や雷雲から放出されるガンマ線の謎を解明するため、学術系クラウドファンディングサイト「academist」を通じて民間から研究資金を募集した。

この「雷雲プロジェクト」は見事に目標金額を上回り、研究チームはガンマ線検出のための放射線測定装置の試作をスタート。現在では10台以上が、石川県金沢市、小松市、新潟県柏崎市に設置されている。「冬の北陸の日本海沿岸には毎年、強力な雷雲が押し寄せ、世界的にも数少ない恵まれた雷の観測場所になります」と、研究チームは説明している。

雷が引き金となった3つのガンマ線発生源

研究チームは、17年2月6日に柏崎市に設置された4台の測定器により、雷由来の強力な放射線を検出した。彼らは最初に、落雷の瞬間に非常に強いガンマ線を確認。次に、落雷から約50ミリ秒ほど続く「ショートバースト」ガンマ線を検出した。

さらに、電子とその反物質(反粒子)である陽電子が衝突して放出される「電子・陽電子の対消滅」ガンマ線を落雷から約1分にわたって検出した。これらの観測結果について、研究チームは3つのガンマ線発生プロセスを以下のように説明している。

まず、落雷による「強力なガンマ線」が大気中の窒素14Nの原子核にぶつかり、中性子を1個外に弾き飛ばす。光核反応と呼ばれるこのプロセスの結果、弾き飛ばされた中性子と、中性子がひとつ減った窒素の放射性同位体である窒素同位体13Nが生成される。

次に大気中の窒素14Nが、弾き飛ばされた中性子を吸収することで窒素同位体15Nに変化する。そして窒素同位体15Nは、中性子を吸収した際の余剰なエネルギーを、「ショートバースト」ガンマ線(脱励起ガンマ線)として放出する。

光核反応で生成された窒素同位体13Nは不安定なため、ベータプラス崩壊を起こし、原子核の陽子1個が中性子に変わる。その結果、炭素13C、ニュートリノ、陽電子(反物質)が発生。この反物質が大気中の電子と衝突することで対消滅し、「電子・陽電子対消滅」ガンマ線を放出する。

全文はURL先で

12: 名無しさん@1周年 2017/12/24(日) 08:59:31.84 ID:+TTz1ara0.net
対消滅エンジン誕生の瞬間である

13: 名無しさん@1周年 2017/12/24(日) 08:59:34.56 ID:mJPrbxBs0.net
人間社会がエネルギーとして利用できる可能性があるとか、何かええことないんか?

17: 名無しさん@1周年 2017/12/24(日) 09:01:08.43 ID:WXMksw4K0.net
興味深い
当然のこととして知られている自然現象にもまだまだ未知はあるんやねぇ
そういうことは世の中ごまんとあるだろうから硬い頭ですぐに否定してちゃダメやね

続きを読む

 - blog

ダイエット
×