【方言】東京化する大阪弁「してまう」から「しちゃう」へ…府民3分の2使用「関西的思考」消滅
■ソフトで女の子が使う「若々しい」も
大阪の街中で近年、若者らが話す「やっちゃう」「しちゃう」という言葉が耳に入るようになった。
実際に人々がこの言葉を使っているのかどうか-。大阪・梅田と難波で、大阪府内在住の若者らを対象に街頭調査を試みた。
梅田、難波でそれぞれ25人ずつ計50人にアンケート。年齢層別では10代2人(18、19歳)、20代33人、30代9人、40代6人。性別では男性24人、女性26人に聞いた。質問では、「違う」を意味する関西弁「ちゃう」と区別するために、「『しちゃう』『やっちゃう』『買っちゃう』を使うか」などと尋ねた。
「使う」と回答したのは全体のほぼ3分の2にあたる32人で、「使わない」のは「~てまう」などと表現する18人だった。
「~ちゃう」を「使う」と答えた堺市中区の男子大学生(22)は「子供の頃から使っている。言われて初めて気付いた」と反応した。
ただ、大阪本来の「~てまう」も根強く使われており、「~ちゃう」と併用するという回答が26人を占めた。ニュアンスに違いがあるのだろうか。
「『買っちゃう』はかわいい子ぶるときに使う。また出会って間もない女性や男性と話すときで、よそゆきの雰囲気を出したい場合にも使う。『~てまう』は、ふだん着感覚」と大阪市都島区の女性公務員(31)は言う。
また大阪市淀川区の男性会社員(27)は「『買っちゃう』のほうがかわいい。失礼ではない言い方のような気もする。目上の人と話すときは、『買っちゃう』です。仲がいい男同士だと『買ってまう』になる」と打ち明けた。
「~ちゃう」についてこのほか、「やさしい口調」や「若々しい」「女の子が使う」など、プラスかソフトなイメージを持つとする回答が目立った。
ただ、「~てまう」を「使わない」と断言する人もおり、吹田市の女子大学生(19)は「『買ってまう』はコテコテすぎで、使わない」。若い世代では、「~てまう」が発する「大阪弁臭」に抵抗を感じる人も出てきている。
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http://www.sankei.com/west/news/171220/wst1712200003-n1.html
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