韓国の慰霊碑裁判が『吉田氏を吉田清治の息子と認めない』魔女裁判になった模様。所有権の概念は韓国にはない

忠南（チュンナム）天安（チョナン）にある国立望郷の丘にたった韓国人の日帝強制労働と朝鮮慰安婦問題に謝罪する内容が書かれた「謝罪碑」を「慰霊碑」に無断で交換した60代の日本人男性が韓国の法廷に立つ。

当初「謝罪碑」をたてた日本人の息子と主張した60代の日本人男性も「慰霊碑」への無断交換を教唆した容疑で一緒に韓国検察から起訴されたが、韓国に入国しないと明らかにして法廷に現れるかは未知数だ。

15日、大田（テジョン）地検天安支庁によれば去る3月20日午後9時頃、天安国立望郷の丘の無縁墓地にある強制労働「謝罪碑」に「慰霊碑」と書かれた石版を重ねて毀損した日本人A(69)を共用物損傷などの容疑で最近、起訴した。

これに先立ってAは当時の犯行後、日本に帰国し6月24日仁川空港から自分で入国、韓国警察の調査を受けて出国停止になり現在まで国内に留まっている。

Aは韓国警察と検察の調査で「謝罪碑の内容が歴史的事実と異なり謝罪碑名義人の息子の委任を受けて交換した」と陳述し事実上犯行の事実を認めたことが分かった。検察はまた「謝罪碑」を「慰霊碑」に交換するよう教唆した日本人B(68)についてもAとの共犯関係を適用して共用物損傷教唆容疑で同時に起訴した。

これらは来る21日午前、大田地方裁判所天安支庁で初めての裁判を控えている。しかし、当初、謝罪碑をたてた日本人の息子と自任するBは警察調査の時から出席拒否の意思を明らかにし、事実上、韓国で裁判を受ける可能性が希い。

天安国立望郷の丘にたった「謝罪碑」は太平洋戦争で朝鮮人を強制労働させられ慰安婦動員の任務を引き受けた日本の吉田氏が去る1983年、韓国人の御霊を慰労するために懺悔の意味で望郷にたてた。

この碑は政府が日帝に強制的に徴用されたり慰安婦などに引きずられて行って日本など海外で怨霊になった同胞の中で縁故がない人々を迎えるための「無縁合葬墓地」内にある。しかし、この謝罪碑はハングルで「慰霊碑、日本国福岡県・吉田悠人」と書かれた「慰霊碑」に替えられた。

天安国立望郷の丘は無断交換した慰霊碑を撤去する一方、日本人の蛮行を知らせるため「謝罪碑」と撤去した「慰霊碑」を並べて案内板を製作し、一緒に一般人に公開している。