新体制のフジテレビに『出演拒否する俳優が相次ぎ』番組編成が崩壊。既に制作費の大削減が始まった
視聴者離れが深刻なフジテレビに激震が走った。5月9日、同局は就任から4年目を迎える亀山千広社長の退任を発表。現在、BSフジ社長の宮内正喜氏が後任に就くことが併せて発表になったのだ。
2015年以降、ゴールデン帯の視聴率は民放5局中4位で、最下位のテレビ東京との差は1%強。全日視聴率は5.7%と、日本テレビの8.4%に及ぶべくもないとなれば、社長交代も当然だろう。だが、「社長交代で改善するんですかね。むしろ“新たな迷走”の始まりと噂されています」(フジ関係者)
その一つが、女子アナの起用法だという。「亀山社長は“キラキラ系女子アナ”を採用することで知られ、1月の幹部会議では、アナウンス室部長が“役員の好みで(アナの内定が)ひっくり返る”と批判したほど。社長退任で“亀山チルドレン”の立場は激変するはずです」(前同)
その一人が、今年3年目の宮司愛海アナ(25)だ。「通常、出演アナウンサーは番組側で内容に合わせて指名するんですが、宮司は別。亀山社長が直接、“○○に使え”と言ってくるんです」(フジ編成関係者)
すでに退社しているが、加藤綾子(32)も社長から重用された一人だった。「カトパンと亀山社長は、メールや電話で直接やり取りする仲。彼女がフリーになっても食事をするなど関係は親密で、レギュラー番組の『ヒーローズ』も、彼女がスポーツに詳しくないにもかかわらず、社長が仕事を与えたい一心で決まったといいます」(前同)
亀山社長の退任以降は、「彼女らは使いづらくなるはず」(同)というのだ。また、亀山社長といえば、『ロングバケーション』や『踊る大捜査線』をヒットさせるなど、制作畑一筋の人物。社長就任から最も力を入れていたのが、月9ドラマの復活だった。だが、「昨年以降、すべての作品で平均視聴率が2桁に届かず、前作『突然ですが、明日結婚します』では、史上最低の6.7%を記録したんです」(芸能記者)
しかも、視聴率以外の問題も浮上しているという。広告代理店社員が話す。「俳優が主演オファーを受けてくれないんです。『突然ですが~』のときは当初、竹野内豊さんにオファーを出して台本も渡していた。だが、撮影開始の1か月前に断られ、他のイケメン俳優に打診しましたが、すべて断られてしまった。結局、台本そのものを変えて、若手女優の西内まりやさんを主演にすることに決まったんです……」
さらに、主演オファー拒否は続き「今年秋の月9では、木村拓哉さんにも断られている」(前同)という。「現在、嵐の相葉雅紀さんが主演の『貴族探偵』を放送していますが、ジャニーズからは“これでコケたら、もう月9に人を出さない”と言われています」(同)
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日刊大衆 / 2017年6月5日 11時5分
https://news.infoseek.co.jp/article/taishu_27972/